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2011年3月27日

2011年3月27日 (日)

かみつけ女流歌人 雅:韓国の旅

2011/3/27
昨日は気温も低く、強風が吹き荒れた。AMEDASの最大瞬間風速(m/s)は18.9(北西)(10:22)を記録した。幸い、計画停電は無かったので家にこもり東北関東大震災の新聞各社記事等を調べた。福島第一原子力発電所事故に関しては明るいニュースが少ない。放射線強度は日増しに高まっているような気配だ。当局の発表はその漏れた現場を直接的にとらえていないから、原子炉から水が漏れている可能性があると、事実を依然ぼかしたような内容しか発表していない。危険レベルは5から上がっているのではないか。それなら、5と6の中間でもよいから5.4とか小数点ででも連続値で公表してもらいたい所だ。事態がどの方向に向かっているのかが皆目わからない。事態がどちらに向かっているのかだけでも教えてくれというのが被災者の悲鳴ではないか。その悲鳴に答えないのは被災者を人質にとっているようで本当に情けない。

東京電力のホームページのトップページを見るとタイトルの無い社長のメッセージと東京電力からのお願い、プレスリリースとかしか眼に付かない。タイトルのない社長メッセージがどんな意味で発信されているか理解に苦しむ。電力の使用状況グラフという情報が開示されたのはちょっとした前進かもしれない。しかし、そのトップページから本来の広報的なコンテンツに張られたリンクがみえない。小さな「サイトマップ」からしか、元のホームページに入れない。これが東電流情報隠蔽術なのか。PDFの資料はVERSIONが高いのかACROBAT READERのVER6では読めない。広報的な文書にSECURITYは無用ではないか。貧弱なパソコンにも配慮を願いたい。

昨日の天気

TAVE= 4.9
TMAX= 8.5
TMIN= 1.4
DIFF= 7.1
WMAX= 11.5
SUNS= 11.3
RAIN= 0


歴史の転換:東京電力の復活は人間復活から

たまたま、「電気事業起業家と九電力体制」という志村嘉一郎氏の記事に出会った(https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kshimura30.pdf)。この記事の著者は元朝日新聞社の経済記者としてエネルギー業界を担当していたと本文中に述べている。戦前から戦後までの電力業界の動きが、そこで活躍した人物と共に活写されており大変参考になった。PDFで155Pまである労作である。日本の電力事業再編に白州次郎が大きな貢献をしていた事も知った。東北電力に白州次郎のDNAがまだ伝わっているのではという予感もした。精読するにも大変だが、電力業界の人々にも読んで貰いたい程だ。

東京電力にも、木川田、平岩等日本の産業界の指導者たる人物がいた。これらの社長は、自分が20~30才台に活躍したので名前だけは知っていたが、『昭和36 年7 月、東電の4 代目社長に就任した木川田一隆は、「人間尊重の経営」を旗印に掲げた。』とその経営に関して詳しく述べている。『東京電力6 代目の社長の平岩外四は、戦前に東京電燈に入社、東京電力時代には木川田一隆の薫陶を受け、東電社長、電気事業連合会会長、経団連会長として、電気事業だけでなくわが国の経済界をもリードしてきた。業界・財界人としてはもちろん、陽明学に通じ万巻の書を読んだ読書家としての評価も高い。』等の記事を読むとやはり、産業界のリーダーとして、日本を導いて行くという自覚・責任感があったように思えてくる。

自分の記憶では、電力業界が政治献金を止めるまでは電力に関心があったが、政治献金の再開後に関心が薄くなったように記憶している。志村氏は、『「電気料金は政府の認可で決まる。費目には政治献金は計上されていないが、認可料金にはたしかに政治献金も含まれている。消費者からすれば、電力は地域独占企業で電力会社を選択できない。政党の支持は消費者の自由であり、政治献金を電気料金の原価に含めるのは、たしかにおかしい」というのが木川田の結論だった。』と書いている。木川田一隆は経営者として東京電力の存在基盤を確認し、政治献金に決着をつけた。その後の東京電力の経営者はこの木川田一隆のDNAをどのように引き継いだのか、それが今回の福島第一原子力発電の放射能漏れという大事故を検証する手がかりになるのではないかと思った。東京電力は東北関東大震災による福島第一原子力発電の放射能漏れの事故とそれに伴う停電に関する人身・経済的損失の賠償責任で存亡の危機にあると言われている。その解決策は、先人経営者達が築いた路線に安住する慢心の中には無いだろう。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:韓国の旅

歌題=韓国の旅:

■煩悩を 断ちて功徳を 備へしとふ  同じ文化の 羅漢に出会ふ  97 茂木 全子

隣国を理解するにも、旅に出て身近で共通する文化を知るのが良いと教えている。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)