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2011年5月26日

2011年5月26日 (木)

老人の寝言:福島原発真相隠蔽放射能カーテンゲート疑惑

2011/5/26
ハウスの下でポット苗の手入れ。桝井農場より購入したレモンの二世が花を開花させた。第一世は越冬に失敗して枯らしてしまった。一世から穂木を採取して育てたのが開花したのでうれしい。

昨日の天気

TAVE= 19.3
TMAX= 27
TMIN= 12
DIFF= 15
WMAX= 3.2
SUNS= 12.3
RAIN= 0

老人の寝言:福島原発真相隠蔽放射能カーテンゲート疑惑

自分なりに東北地方太平洋沖地震とそれ以後の流れを振り返っている。2011/5/25NHKラジオ第一に宗教学者山折哲雄氏が出て話をされた。80才。哲学者梅原猛氏と同様に東北と深い関係がある。WIKIPEDIAを調べると、梅原氏は東日本大震災復興構想会議特別顧問(名誉議長)とあった。山折氏は東北地方太平洋沖地震に起因する災害が東日本大震災とされ「東北」が消えてしまったのは残念と話されていた。一時は、「東北関東大震災」とも呼ばれていた。阪神淡路大震災では「淡路」を除外しないようにという運動があって阪神淡路大震災という用語になったらしい。為政者は自分の功績を残すためなら何でもしてしまうという宿命にあるのか。為政者の歴史を顧みない愚挙は枚挙に暇がない。100年に一度、否1000年に一度の大震災ならば尚更「東北関東大震災」の方が命名としては適しているのではないか。山折氏は東北人の性格は数百年以上に遡る自然災害に寄り添って生きてきた中で形成されたと述べた。地震や津波の被害も乗り越えてきた。歴史的には干魃、冷害、飢饉等の災害も乗り越えてきた。地震や津波は自然災害だから避けようがない。

しかし、原発事故はどうなのだろうかというのが、国民の共通した疑問ではなかろうか。同じ東北地方太平洋沖地震の津波を受けた東北電力の女川原発と東北電力福島原発は明暗を分けた。やはり、原発事故は人知の領域ではないかと言うのが国民の漠然とした理解ではないか。IAEAの調査団が来日して調査を開始しているようだが、女川原発や浜岡原発等の立地論も含めて調査すべきではないかと思う。あの巨大地震と津波から二ヶ月半が過ぎ、ようやく福島原発事故の解明が始められようとしている。

毎日新聞は社説で、「社説:原発事故調設置 独立性確保し解明を;url=http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110526k0000m070131000c.html(毎日新聞 2011年5月26日 2時31分))」というタイトルで、「だが、独立性や強力な権限を法律で担保する仕組みが必要だったとの指摘もある。主要8カ国首脳会議を前に見切り発車した感は否めない。調査に当たっては、目的と範囲を明確にすることが重要だ。津波によって冷却機能が喪失したとしても、なぜ1、2、3号機の相次ぐメルトダウンにまで至ったのか。「人災」の要因も徹底的に洗い出し、さらに検証して事故防止につなげるのが最大の任務だ。」と論じた。

然るに、既に原発事故発生から二ヶ月半が過ぎ、当事者の記憶も薄れ掛かっている。驚くべき事に当事者がまともな記録を残していない事例もありそうなのだ。経過を振り返るには時間軸が絶対に必要なのだ。特に、原発事故はその検証にも分刻を追う必要がある。ところが、ギガジン(url=http://gigazine.net/news/20110313_clock_stop/)によれば、「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です。3月12日19時46分、福島原発に伴う避難命令に従い、おおたかどや山送信所は停波措置を取りました。復旧の見込みは未定です。利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。」とある。自分は、停波が地震によるものと考えていたが、人為的に行われていたのである。それも、メルトダウンや海水注入等の問題が起ころうとする日時からである。

福島原発本体、その周辺は一般人が近寄ることは出来ない。原発事故後はそれが更に困難になる。現在では警戒区域も完全に封鎖されているに等しいだろう。当局は原発事故の真相を知っているのは極限られた人しかいない事を確信できる立場にある。一般人にとっては神のみぞしるの状態だ。当局は俺が神だと信じるかもしれない。眼に見えない放射能が当局を覆っている。誰も分からなければ何をやっても良いではないかと悪魔がささやく。放射能というカーテンは原発周辺や警戒区域にあるだけなのか。為政者の根元的な意識まで覆ってしまったのが放射能というカーテンなのだろうか。

かつて、漢文だったろうか、川に溺れる者を見て、助けてやろうとするのが人間本来の情というものだと学んだような記憶がある。(原典では川でなく井戸だった。)

調べると、以下にあった。

「孟子;url=http://ja.wikiquote.org/wiki/%E5%AD%9F%E5%AD%90;(最終更新は 2011年4月10日 (日) 06:06 )」出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』の記事に、

「・人皆な人に忍びざるの心あり。 今、人の乍ち孺子の将に井に入らんとするを見れば、皆な怵惕惻隠の心あり。 惻隠の心なきは、人にあらざるなり。 惻隠の心は、仁の端なり。

    人皆有不忍人之心。 今人乍見孺子將入於井、皆有怵惕惻隱之心。 無惻隱之心、非人也。 惻隱之心、仁之端也 -- 公孫丑章句 上
    【読み】
    ひとみなひとにしのびざるのこころあり。 いま、ひとのたちまちじゅしのまさにせいにいらんとするをみれば、みなじゅつてきそくいんのこころあり。 そくいんのこころなきは、ひとにあらざるなり。 そくいんのこころは、じんのたんなり。
    【意味】
    人にはみな人に忍びないと思う心がある。 今、人であるものが、今にも井戸に落ちようとしている幼な子を見たとしたら、みな憐憫の情、可哀相と感じる心を持つものだ。 憐れみの心がない者は、人ではない。 憐れみの心は、仁であることの始まりである。 」
    「人皆な人に忍びざるの心あり。 今、人の乍ち孺子の将に井に入らんとするを見れば、皆な?惕惻隠の心あり。 惻隠の心なきは、人にあらざるなり。 惻隠の心は、仁の端なり。
    人皆有不忍人之心。 今人乍見孺子將入於井、皆有?惕惻隱之心。 無惻隱之心、非人也。 惻隱之心、仁之端也 -- 公孫丑章句 上
    【読み】
    ひとみなひとにしのびざるのこころあり。 いま、ひとのたちまちじゅしのまさにせいにいらんとするをみれば、みなじゅつてきそくいんのこころあり。 そくいんのこころなきは、ひとにあらざるなり。 そくいんのこころは、じんのたんなり。
    【意味】
    人にはみな人に忍びないと思う心がある。 今、人であるものが、今にも井戸に落ちようとしている幼な子を見たとしたら、みな憐憫の情、可哀相と感じる心を持つものだ。 憐れみの心がない者は、人ではない。 憐れみの心は、仁であることの始まりである。」とある。

明治維新に活躍した人材を育てた吉田松陰は孟子を教えた。その基本が「惻隠(そくいん)の情」と言うとの事。吉田松陰と同郷の総理以下政府首脳は福島原発事故に直面して惻隠の情をどう思うのであろうか。真実を歴史の中に埋めさせてはならない。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅: 夫の喜び

歌題=夫の喜び:

■麻痺の手に 描きし花の 絵を医院に 飾られ夫は 喜び深きらし 63 多賀谷 雪子

リハビリに励む夫の喜びを自分の喜びとするさまが詠われている。

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)