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2013年2月14日

2013年2月14日 (木)

日々農天気(縮伐カット&トライ):縮伐後に枯れた多行松は松枯れ病(マツ材線虫病(マツざいせんちゅうびょう))だったのか

2013年2月14日木曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 0.1 03:09 。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 19.2(西北西) 11:59 。帽子が飛ばされる程の強風。ざっそう句:外に出りゃ あちこち目立つ 白マスク。用事外出。朝、起きてみると一面の雪。ただ、コンクリート等には積もっていない。徒然に対向車を見ていると、マスクを着用している運転手が目立った。気になったのがマスク着用の理由。杉花粉、インフルエンザ、PM2.5等々色々考えられる。PM2.5に関しては最近突如としてマスコミに登場したような印象を受ける。中国憎し、中国叩きの雰囲気に乗って飛び交っている情報なのか。杉花粉、インフルエンザには実体がある。「読みかじりの記:花粉症 こんな撃退法があったのか(1991年 坂本吉朗 、増田 豊、越智 康仁 著)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/02/1991-800e.html)(2011/3/22)」。杉花粉の大きさが30ミクロン程度で、PM2.5はその1/10程度。インフルエンザウィルスの大きさは0.1ミクロン程度。PM2.5は2.5ミクロン以下なので、インフルエンザウィルスの大きさもPM2.5の範疇に入る。インフルエンザウィルスの大きさと同程度から1~2桁小さい粒子がナノ粒子。こちらも、当然目に見えないが健康への影響が懸念されている。先日、枯れた多行松の枝きりをした結果をまとめた。この記事に検索キーワードを付けてみる。KW=多行松+松枯れ+縮伐。

2013年2月13日の天気(AMEDAS)

TAVE= 4.9
TMAX= 10.3 最高気温(℃) 10.8 13:07 
TMIN= 0.1 最低気温(℃) 0.1 03:09 
DIFF= 10.2
WMAX= 10.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 19.2(西北西) 11:59 
SUNS= 9.6
RAIN= 0.5

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「浮遊粒子状物質。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E9%81%8A%E7%B2%92%E5%AD%90%E7%8A%B6%E7%89%A9%E8%B3%AA。(最終更新 2013年2月9日 (土) 04:31 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「浮遊粒子状物質(ふゆうりゅうしじょうぶっしつ、略称:SPM, Suspended Particulate Matter)は、大気中に浮遊している粒子状物質(PM)のことである。代表的な「大気汚染物質」のひとつ。~微小粒子状物質 [編集]:浮遊粒子状物質のなかで、粒径2.5μm以下の小さなものを微小粒子状物質(PM2.5)と呼んでいる。 微小粒子状物質は粒径がより小さくなることから、肺の奥深くまで入りやすく健康への影響も大きいと考えられている。 日本においては、欧米における対策に比べ長らく規制が遅れていたが、東京大気汚染公害訴訟における和解において対策に言及されたことを受け、中央環境審議会において検討が進められた。その答申を踏まえ、年平均値15μg/m3以下かつ1日平均値35μg/m3以下とする環境基準が2009年9月9日に定められた。[2]」とある。

「ナノ粒子。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%8E%E7%B2%92%E5%AD%90url=。(最終更新 2011年3月24日 (木) 01:57 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「ナノ粒子(ナノりゅうし)は、物質をナノメートルのオーダー(1-100ナノメートル)の粒子にしたものである。 比表面積が極めて大きいこと、量子サイズ効果によって特有の物性を示すことなど、一般的な大きさの固体(バルク)の材料とは異なることから、様々な分野で研究・利用が進められている。」とある。

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日々農天気(縮伐カット&トライ):縮伐後に枯れた多行松は松枯れ病(マツ材線虫病(マツざいせんちゅうびょう))だったのか

枯れるのは覚悟で多行松の縮伐実験をした。まだ。兄弟分が残っているので少し気分が楽であった。その時の様子を以下に書いた。「日々農天気(縮伐カット&トライ):縮伐後に2012年の猛暑で枯れた多行松。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/10/2012-a857.html)。(2012年10月28日 (日))」。

枯れ木を放置しては見苦しいので引き倒し用の幹を残して切った。掘るのが大変なので根が腐るまで待つ。前回の記事では、枯れた原因を猛暑の影響と推定した。今回、幹に虫穴が多数あるのに気付いた。松食い虫が原因か。

「マツ材線虫病。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E6%9D%90%E7%B7%9A%E8%99%AB%E7%97%85。(最終更新 2012年12月27日 (木) 10:20 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「発病に影響する因子 [編集]マツ枯れの主因は線虫だが、様々な要素が誘因となって発病を促進したり、また緩和要素となって発病を抑制したりする。 代表的な誘因は高温と乾燥によりもたらされる水ストレスである。マツ枯れは萎凋病であり、最終的には材の通導阻害によって枯死に至るため、水ストレスは発病を促進する。逆に1993年のように夏が低温で雨が多いと、これが緩和要素となって枯死にまでは至らない個体が増加する。」とある。

前記多行松の松枯れでは、「代表的な誘因は高温と乾燥」との事で2012年は誘引が存在した事は確かだ。樹皮を見ると、食害の跡が多数残っているのでカミキリムシ(幼虫)が食害していたと想像できる。

WIKIPEDIA「感染サイクル [編集]:線虫の侵入すなわち感染は、線虫を保持したカミキリの後食の際に起きる。後食とは、羽化後の性成熟していない若いカミキリによる、6-7月頃にマツの若い枝の樹皮を摂食する行動である。後食による傷口から樹体内に侵入した線虫は、主に樹脂道を通って速やかに樹体内に分散し、柔細胞と材内に少量存在する菌類を摂食しつつ増殖する。7-8月頃には、感染したマツの外見には異常はないものの、樹脂滲出が停止し穿孔性昆虫に対する防御力が弱まる。後食によって性成熟したカミキリはそのようなマツに誘引されて飛来し、産卵する。8-10月には全身の針葉が褐変して枯死するが、柔細胞を摂食していた線虫は餌を材内に蔓延する青変菌に切り替えて増殖を続ける。カミキリの幼虫は樹皮下の組織を摂食して成長し、材内に蛹室を作って越冬する。」

WIKIPEDIA「カミキリムシ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%82%B7)」ではマツノマダラカミキリの外形は分からなかった。「鹿児島県森林技術総合センターのホームページに「松くい虫Q&A(http://www.kpftc-pref-kagoshima.jp/info/Q&A/MATUKUI/MATUKUI.htm)」」という詳しい記事がある。WIKIPEDIA記事によると「マツノザイセンチュウ(以下線虫)が感受性マツに侵入すると、まず樹脂滲出が停止し、次いで仮道管の閉塞によって材の通水阻害が生じ、最終的に萎凋枯死に至る。これに媒介者となるマツノマダラカミキリ(以下カミキリ)と Ophiostoma属などの青変菌が関与した感染サイクルによって大流行が生じた」とある。大胆な縮伐により、樹体は大きなストレスを受けた。樹脂(松ヤニ)も多く出る。他の松は枯れていないので、今回枯れた多行松は、松枯れ病としても、枯れやすい要因が多かったのは事実だろう。庭木の手入れで、松ヤニは厄介者だが、樹体保護に大きな役割をしていると再認識した。

仮に、枯れた原因がマツ材線虫病(マツざいせんちゅうびょう)とすると、我が家の周辺に、カミキリムシやセンチュウが潜んでいる事になる。大切な松は余りいじめすぎないようにすべきかもしれない。
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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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