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2015年9月3日

2015年9月 3日 (木)

老人の寝言:現代人は辞世を考えるセンスもユトリも無い?考えるのは精々終活か?;消息を ネットで調べ 知る訃報。1509。

2015年9月3日(木)
昨日は晴れ時々曇り。最高気温(℃) 32.4 15:06。最低気温(℃) 22.2 05:08。ざっそう句;消息を ネットで調べ 知る訃報。宅内閑居。古本拾い読み。夕方来客。雑談。この歳になると、人は死ぬまでに何かを残したくなるようだ。以前、ある寺の墓石に、辞世の歌が刻まれていた話が出た。多分、生前に何度も推敲し、これを墓に刻んで欲しいと頼んで死んでいったのだろうという話になった。小さな事のようだが、世代間で処世訓・生き方の継承ができるわけだ。ところで、芭蕉の辞世の句は何だったっけ?ついに、出てきなかった。「旅に病んで夢は枯れ野をかけ廻る」。かみさん曰く、凡人は子や孫がいるだけで十分。人恋しくなる秋の気配。

Googleのロゴとファビコンが新しい物に変更になった。Googleの検索サービスがスマホ等多数のメディアに拡大した事に対応したようだ。Google恐るべしだがついつい使ってしまう。


2015年9月2日の天気(AMEDAS)

TAVE= 26.2 NO DATA
TMAX= 32 最高気温(℃) 32.4 15:06
TMIN= 22.3 最低気温(℃) 22.2 05:08
DIFF= 9.7 NO DATA
WMAX= 7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 12.1(北西) 17:48
SUNS= 7.4 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA


Q
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老人の寝言:現代人は辞世を考えるセンスもユトリも無い?考えるのは精々終活か?

最近、「終活」という言葉が流行っている。「就活」のパロディ版にみえて、いささか心を揺るがすが、その裏に何やら変な意図が潜んでいるのではないかと思う時もある。最近は、流行のキーワードの「本当?」のまたは「裏の?」意味を解読する手段は、そのキャッチフレーズの震源は?または、だれが?もてはやしているかという推測にあるかも知れないと思う事もある。

吉田松陰の辞世の句は?WEBから:
「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」(弟子宛);
「親思ふ 心にまさる 親心 けふのおとずれ 何ときくらん」(家族宛)。

それでは、吉田松陰の先輩の高山彦九郎の辞世の句は?
「読みかじりの記:(高山)彦九郎 歌と生涯(14)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/12/post-64fd.html)。(2010年12月29日 (水))」(この記事へのリンク

「枯れ果てて身は土となり墓なくも 心は国を守らむものを」;
「松崎の駅(うまや)の長に問ひて知れ 心づくしの旅のあらまし」

もう一度、メッセージ性が強い辞世の句を並べて比較すると、

高山彦九郎:「枯れ果てて 身は土となり 墓なくも 心は国を 守らむものを」
吉田松陰:「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」

どこか似ている!ただ、最近流行の、他人の作品を単に自分の利益の為に丸ごとパクったり、少々修正したりしている事例に該当すると、誰にも指摘できない内容がこの句には含まれているだろう。自分の行動の集大成として句の持つ意味が伝わって来るのではないか。

もし、仮に吉田松陰が高山彦九郎の辞世の句を知っていたと仮定すると、吉田松陰は高山彦九郎が歌に込めたメッセージを重く受け止め、それを行動の指針にしたのかも知れない。自分の命をかけた辞世の歌には、重いメッセージが込められているのではないか。この歌を鑑賞すると、昨今の軽薄な愛国心とは無縁なように感じる。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)