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2016年2月4日

2016年2月 4日 (木)

老人の寝言:最近食べる事が疎かになっていないか?;ふと思う 粗煮大根 食べた頃。1602。

2016年2月4日(木)
昨日は晴れ。ざっそう句;ふと思う 粗煮大根 食べた頃。宅内閑居。野暮用のWE-作業。かみさんと世間話。粗煮大根を早く片づけてくれという小言から話が発展した。冗談で、次回に食べる分を残しているんだぞという。黒電話が鳴る。電気料がお安くなるという、何やら怪しげな電話だった。古い電話なので、非通知の電話も取らないと相手が分からない。そう言う点では小さな社会の窓だ。そうだ、昨日は節分だった。山の神曰く、イワシはあるが、豆が無いよ。バカを言え、納豆がある。

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老人の寝言:最近食べる事が疎かになっていないか?

最近、小津安二郎監督の古いDVDを見た。かみさん曰く、この監督の作品には食べる場面が多いんだって。確かにその通りだった。だが、テレビだって同じだ。それでも、どこか違っている。小津監督は、食べることは生きることだと無言で語っていたのかも知れない。

更に、かみさん曰く、豆まきはどうする。だから、ナットを容器ごと投げれば良いのだ。かみさんは納豆の容器をぽとりと床に落としてから、拾い上げた。最近は、鬼は外とも言わないそうだ。まいた豆を拾って食べるのも、食べ物の大切さを教える習慣だったのかも知れない。

先日、運良く巡り会った粗を大根と煮た。粗は食品と言うより、食品加工の廃棄物に近い扱いのようだ。昔は、家畜の餌として粗を使っていた。その中で、程度の良い粗を人間が頂いた。そんな訳で、粗を食べると昔の思い出がよみがえってくる。

「読みかじりの記:食の自叙伝 映画評論家 淀川長治(1997年 文春文庫)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/01/post-5e6b.html)。(2011年1月29日 (土))」(この記事へのリンク

「スープ皿の底(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/01/post-40fc.html)。(2009年1月 2日 (金))」(この記事へのリンク

現在でも、農家等では、食品廃棄物を家畜の餌としてもらい受けている例は多いだろう。食品業者と農家の相互利益になり、廃棄物も飼料として利用されるので、望まし資源循環システムだろう。

最近、廃棄食品処理会社が引き受けた廃棄食品が、別の業者に渡り、再流通している問題が発覚して世間の注目を集めている。

事実関係は、当局の解明に待つ以外に無いだろうが、門外漢の目で見ても不可解な点がある。なぜ、在庫不可能な調理品を販売する営利企業が廃棄を要するほど大量の生鮮食品に近い食品を大量に買い込むのか。当然、在庫品廃棄する場合、それに対応した経理処理が必要になる。その部分に闇はあるのか無いのか。

ともかく、廃棄物が出ると、その臭いを嗅ぎつけて、色々な業者が暗躍を始めるのがこの世の常のようだ。

物資が欠乏した戦後でも、物はある所にはあったようだ。食料品は営利商品に過ぎないというような扱いがされては、同じような事態は何度でも起きるだろう。さあ、今日は残りの粗煮大根をじっくり味わうぞ。勿体無い。オレは台所のコリドラスだ。

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2016年02月03日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 4.2 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 8.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 0.2 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 8.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 5.3 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 9.5 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 0 6:44
最高気温(℃) 9.4 14:43
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.0(西) 7:31


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)