2008/9/7
一昨日天気が良いので生垣の手入れをした。
見苦しくなくなるまでには数時間かかる。
ブロック塀なら手間がかからず楽だろうなと思うこともある。
しかし、なんとなく生垣の方が自分の性に合う気がする。
丹念に手入れされた生垣を見るとうっとりする。
我が家の生垣はその対極だ。
しかし、手入れをした後は散髪をしたような気分になる。
最初から計画的に植栽したものではない。
距離が長いから一度に苗を集めるのが大変だ。
植える苗が出たとき適当に植えてゆく。
大抵、第二の人生で?不要になった木が生垣の列に加わる。
結局、雑多な樹種が不規則に並ぶ混ぜ垣となる。
10年かかってようやく垣根の形が出来てきた。
何が植わっているか直ぐに思い出せない。
この機会にピックアップしてみたい。
シュロ、珊瑚樹、ひば、樫、榎木、キャラボク、椿、雪柳、マサキ、ザクロ、
サンシュユ、ツツジ、ドウダンツツジ、紅かしわ、コノテヒバ、
ツゲ、カラタチ、カエデ、アオキ、ムクゲ、広葉杉。
人間の目に留まるのは垣根全体とその木が一瞬輝く時の姿だろう。
自分が植えたのが多数だが。父が植えた木もある。
部分と全体、過去現在未来。
生垣の中には色々な情報が棲んでいる。
自分も生垣もその時々で変わって行く。
永遠に完成することはないのであろう。