05_ミカン事始め
幼少の頃はミカンも貴重品であった。曾祖母が歌ったミカンの数え歌では、みつっつミカンを食い過ぎて、よっつ夜中に腹下りであった。 3~4つ食べさせてもらうのが限界だった。柑橘類の栽培はキンカンの種を播いて実生苗を育てたことから始まっている。なつかしい「みかんの花咲く丘」の歌詞:歌ネットへリンク
Utube で 「みかんの花咲く丘 - 川田正子」を聞く
2012/3/13追記:「"みかんの花咲く丘 - 川田正子..."
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1.キンカン
我が家で一番古い柑橘類がキンカンである。自分が食べた金柑の種をまいたのが大きくなっている。残念ながら、樹齢は分からない。品種はナガミキンカンらしい。品種改良がされていない古くからある種類のようだ。実生のためかなり樹高が高い。
2.実生夏みかん
推定では、1994年頃種まき。2002年初回結実した。結実まで7年程度かかっている。1m位まで3本の実生苗を育てた。そのうち1本は接木実験で幼木のうちに枯らした。その穂木は温州ミカンだったので、温州ミカンは1990年前後頃から苗を植えていたようだ。越冬で失敗して何度か枯らした。2010年残った2本の成木の1本にカナムグラが這い上がり、それを放置したので枯れてしまった。実生夏みかんが残っているのは1本だけになってしまった。2011年には、枯れた原木にはキノコが生えており、陽が当たるようになったその原木の下から、昨年辛うじてなった実が落果して、幼苗が生えてきた。
3.ミカン類の寒害
2012年自家用程度のミカンが収穫できた。2012年に入り、冬の寒さが身に沁みた。「環境雑録:地球温暖化は足踏みするのか?。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/01/post-1956.html」。未利用農地にミカン類を植え始めたのは、地球温暖化がある。日本では余り、問題にならなかったがCLIMATE GATEとして温暖化神話が作られたものだという一部報道もあった。もし地球規模で、たいした温暖化対策をとらずに、地球の気候が寒冷化に向かうなら温暖化神話は何だったのかという謎が生まれてくる。この冬の寒さの原因はラニーニャ現象との事だが、気候変化が与える影響は大きい。我が家のミカン類も2012年の寒波でかなり被害を受けた。安心しきって越冬対策をしなかった事の影響も大きい。枯れ枝を除去してあたらしい芽が出るのを待つ以外にない。もう、枯死が確定しているのもありそうだ。(2012/3/13)
上図は気象庁発表の日本の年平均気温偏差。2011年の平均気温が低いことが分かる。
4.ミカンの収穫
手入れをほとんどしていないので大きさも色も様々。ナツミカンも12月頃収穫する。収穫が遅れると水分を失いスカスカになる。(2012//12/26)