2009/5/11
初めて出会った用語
高校の生物の授業で習ったのがミトコンドリア。細胞の中の器官である。細胞がさらに小さな
構造を持つことを習った。生物のエネルギーの生産工場であるらしい。この言葉とともにあの
ほっそりとした生物の先生を思い出す。最近挿し木を初めて細胞のことが気になり始めた。
挿し木に根が出ることは生物学的にどういうことなのか。発根しにくい植物の挿し木はどうす
ればうまくゆくか。もう一人、化学の先生が紹介した「アニリン」という小説。化学染料と関係
するようだ。まだその本を読んだこともない。しかし、厚いめがねをかけて語りかけた姿が思
い出される。要は化学式だけではなく化学全体の事も勉強せよと教えていたのかも知れな
い。色素も我々の生活に彩りを与えてくれるが合成色素が多く使われているのであろう。とも
かく初めて出会った用語が頭の片隅に残っていればそれを頼りに芋蔓式に情報はたぐり寄
せることが出来る。染料だからインディゴかもしれないとネット検索をかけたが、うろ覚えの記
憶と結びつかなかった。やっと「アニリン」にたどりついた。