2010/6/29
アナログいろはカルタ:集積化
つ:
■ 爪に火をともす集積化
個別回路の集積化が始まった頃は部品点数の削減、工数の削減等が最大の課題であっ
た。この原点は不変であるが、環境の世紀となりエネルギー削減も重要になった。いろはカ
ルタに○ 月夜に釜を抜く ○爪に火をともす 等があるようだ。集積度が向上すると回路ブロッ
クをCADに登録して再利用するようになる。結局、回路の総消費電力は各回路ブロックの消
費電力の総和となる。素子数と消費電力のダイエットも基本部分から見直せば効果が大き
くなる。集積回路による省エネ効果も大きいがその集積回路が生涯どの程度の電力を消費
するかは余り脚光をあびない。