老人の寝言:高濃度の放射能汚染水の環境への流出防止が工程表の絶対条件ではないか

2011/4/18
畑には3月頃からツクシが出ている。雑草も勢いが出てきた。ワラビも芽を出している。数年前に苗を植えた。スギナと同じで根茎が深いところにある。気分が変わって根絶しようとする時は大変だ。初めてワラビが食卓に出た。スギナとシノの根を掘るが、畑土はサラサラしている。晴天続きで雨が欲しい。がしかし、東北関東大震災被災地のためには晴天が望ましい。複雑な心境だ。

昨日の天気

TAVE= 13.4
TMAX= 20.1
TMIN= 7.5
DIFF= 12.6
WMAX= 7.5
SUNS= 11.5
RAIN= 0

老人の寝言:高濃度の放射能汚染水の環境への流出防止が工程表の絶対条件ではないか

東京電力が原発事故収束へ向けた工程表を発表した。原発の熱暴走を抑えるために原子炉や燃料保管プールに注水を行っている。注入しただけの水が高濃度の放射能汚染水となる。この放射能汚染水を貯めておける容量と時間が全ての工程表の基本になるべきだが、その点がはっきりしない。わずかな外乱があっても放射能が作業進行の妨げになる。現実にも放射能による作業進行の遅れがある。この工程表には作業の外乱要因は含まれていないだろう。遅れることが前提の工程表ではないか。外乱要因としては、余震、強雨、台風等の自然現象もある。特に強雨、台風等等は重要な初期対応が必要な今後6ヶ月に起こる確率は高い。高濃度の放射能汚染水が雨水に流出し拡散すればもはや回収が不能になり、地球を巡回して汚染してしまう。それだけでなく工程表の作業を進行させる最大の障害になってしまう。当然原発周辺地帯の復興の妨げになる。WEB SITE 「デジタル台風:「福島」の台風情報(Google検索をBLOG上に設定した。)」によると福島県やその周辺を通過した台風も多い。高濃度の放射能汚染水の環境への流出を完全に抑える対策が最優先ではないか。高濃度の放射能汚染水の保管処理施設の設置は今後の約3ヶ月以内の第1ステップで行われるようだが、色々な外乱要因がある。対策案も多重化して工程表の確実度を高めるべきだろう。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:ふたりの朝餉

歌題=ふたりの朝餉:

■ぶっきらぼうに 食へと置き行く 枕辺に 湯気発つ粥と 一つ梅干 80 橋本 美恵子

看病で夫が作ってくれた食事を飾る事無く素直に詠んだ歌だろう。