かみつけ女流歌人 雅:熊野權現

2011/6/27
昨日は曇り。気温は上がらなかった。草むしり。カヤツリグサとメヒシバが多い。カヤツリグサはかすかな香りがする。子供の頃はこの草で遊んだこともある。草の生長に追いかけられている。伸びられずに10㎝程度の草丈で白い花を付けているナズナがあった。日陰の根性物。落葉樹の落ち葉は秋。常緑樹のクスノキやキンモクセイは春に落葉する。その季節が六月中頃までのようだ。全部の葉を一度に更新するのではなく、日陰の葉や光合成能力が低下した葉を古い順から更新するのではないか。落葉樹と常緑樹の葉の使い方も少し違いがある。常緑樹の落葉は働きが悪くなった窓際の従業員の首切りみたいに思えるが、樹体を成長させるにはそれが必要なのだろう。

昨日の天気

TAVE= 21.0
TMAX= 22.3
TMIN= 19.3
DIFF= 3
WMAX= 2.7
SUNS= 0
RAIN= 0

東京電力の放射能汚染水処理施設の稼働はトラブル続きであったが、ようやく所期のレベルに達して本格稼働に入るらしい。未処理の放射能汚染水をたれ流さないようしっかり運用して頂きたい。明日6月28日東京電力の株主総会が行われる。脱原発のために定款変更の議案が株主から出ている。シャンシャンでは終わらないだろう。時間をかけてでも有意義な議論をして貰いたい。本来ならば現在のような悲惨な状況を招いた東京電力経営者の経営責任が問われるべきだと思うが、総会でそこまで議論が進むのか。東京電力の大株主も自社の株主に対する責任があるだろう。経営責任を明らかにしないまま損害賠償を気前よく出したり、損害を容認してその責任を問わないのは明らかに経営モラル崩壊の証明になる。米国では通用しないだろう。

TEPCOダイレクト (東京電力)は、「5月の販売電力量 ▲11.9%減、3ヶ月連続で前年を下回る;url=http://www.tepco.co.jp/cc/direct/11061701-j.html」というタイトルで、「東京電力の5月の販売電力量は、東日本大震災の影響により、電灯や産業用の大口電力などすべての用途が前年割れとなったことから、前年同月比 ▲11.9%減の196.3億kWhと3ヶ月連続で前年実績を下回りました。電灯は、前年同月比 ▲12.2%減と2ヶ月連続で前年割れとなりました。 産業用の主力である大口電力は、鉄鋼(2ヶ月連続)、紙パ(2ヶ月連続)がプラスの伸びとなったものの,機械(3ヶ月連続)、化学(3ヶ月連続)、非鉄金属(3ヶ月連続)など主要業種の大半が前」と報じた。

東京電力は、「役員報酬等の減額ならびに平成24年度採用計画の見直しについて;url=http://www.tepco.co.jp/cc/press/11042503-j.html(平成23年4月25日
)」というタイトルで、「1.役員報酬の減額について
     会 長     総報酬の50%を減額
     社 長     総報酬の50%を減額
     副社長     総報酬の50%を減額
     常務取締役   総報酬の50%を減額
     執行役員    総報酬の40%を減額
」と報じた。

この額云々も然りだが、役員自身が経営責任を真摯に受け止めた時の出処進退を株主や国民は見守っているのではないか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:熊野權現

歌題=熊野權現:

■五十年の 記憶おぼろに 恋ふ日ありき 熊野權現の 石段のぼる 10 飯島 マサミ

今、熊野權現の石段をのぼると遠い過去の淡い恋の記憶がよみがえる。記憶も熟成するようだ。