ざっそう句:田島邸

2011/12/4
昨日は雨後曇り。用事外出。あいにくの天気だったが有意義な一日。帰路同行させていただいた方のお宅で雑談。平成23年度群馬県功労者表彰を受賞された現県文化財保護指導委員。当地区の史談会会長としての活動も長い。なぜ歴史が好きなのかそのきっかけを尋ねると、歴史の試験で0点を貰った話をされた。当時、子供向けの歴史の本は余り無く、百科事典を真剣に読んで、定説だけでなく、
こういう説もあると異説のおまけも書いてしまったのが0点の理由だったとか。先生も教えたこと、質問だけに答えれば良いというタイプと、教えたことを基本に更に調査研究をさせた方が良いとするタイプが、半々位あると話された。勉強して0点では納得できないと、先生に掛け合ったら50点にしてくれたとか。歴史にはこれが絶対に正しいことがない。それが面白いのだそうだ。先日、三軒屋遺跡シンポジウムでもばったり出会った。老いて益々盛ん。幼少期の体験が大切な事を改めて知る。

2011/12/3の天気

TAVE= 9.3
TMAX= 15.5
TMIN= 5.2
DIFF= 10.3
WMAX= 7.7
SUNS= 0.4
RAIN= 25.5

最低気温(℃)  4.9  00:03
最高気温(℃)  15.5  24:00

ざっそう句:田島邸

■蚕飼う父母思い出す田島邸
■氷雨降り昔の蚕業繭籠もり
■先賢の蚕種の声は天の声
■幼蚕よ変身せよと師は諭し
■繭破れ未来の産業芽はそこに