老人の寝言:今年の冬も節電フィーバーに苦しむのか

2011/12/1
昨日は晴れ。気温は温暖であった。ケヤキの落葉は7~8割まで進んでいる。落ち葉を片づける頃は正月近くになりそうだ。用事が出来て携帯に電話したが出ない。持ち忘れで、黒電話で掛け直し。ポータブル機器は場所が定まらないのでいつも身につけておく習慣を付ける必要があるが、自分もそれができていない。携帯を使いそうな時だけ持っているのが実状。これではすれ違いがおこるのも当然。

2011/11/30の天気

TAVE= 11.9
TMAX= 17.8
TMIN= 4.8
DIFF= 13
WMAX= 3.5
SUNS= 8.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  4.2  06:49
最高気温(℃)  18.1  14:14

老人の寝言:今年の冬も節電フィーバーに苦しむのか

携帯で思い出したが、そのルーツは自動車電話等に遡るようだ。重くて持ち歩くのが大変。それが現在ではポケットにはいるようになった。半導体や電子部品の小型化と高性能化により実現した。動作時間を長くできたのは、低消費電力化と電池の高性能化。いよいよ、12月に入り冬季の電力消費が伸びる時期になった。東京電力管内はなんとかしのげるらしいが、原発比率が高い関西電力は相当の節電が必要らしい。関西電力ホームページによると「12月19日(月)~3月23日(金)の平日、9時~21時の間、10%以上の節電にご協力をお願いいたします。」とある。「関西電力管内の節電効果は昨夏比3・8%減程度だった。」という情報もあり、関西電力管内の住民には厳しい冬になりそうだ。関西電力はホームページで、「電気事業の強みについて;url=http://www1.kepco.co.jp/ir/private/info04.html」というタイトルで、「当社は、他電力と比較して原子力発電の比率が高く、今後とも安全最優先で原子力発電所を運転していくことで、原子力発電の強みを最大限発揮してまいります。」と報じている。そのページの原発比率は、ほぼ50%を超えている。東の東京電力福島原発事故の余波が西の関西に飛び火したようで、その動向が注目の的である。省エネも設計段階から徹底すると相当効果があるだろう。部品、部材の削減は製造者のコストダウンになり積極的に行われているが、省エネに関してはどうだろうか。現役時代、ISO9001/14000活動の中で、集積回路のBi-CMOS化の促進を行った事がある。Bi-CMOSとはバイポーラとMOSの二つに同時対応できるプロセスで、プロセスコストは高くなるが、高性能化、集積度の向上、省エネ等で付加価値も高める目的があった。今日のような状況では、省エネも国がその政策を主導して進める必要があるだろう。