2012/4/30(月)
昨日は晴れ。一昨日に続いて夏日となった。AMはパソコン作業。PMは野良仕事。オクラの種を播いた。熱いので半袖一枚になった。子メダカを入れたベビーバスに大きなメダカが一匹いた。親子を分離するとき紛れ込んだのか。一匹だけ格別に大きくなったのか。子メダカを追いかける時もあったので、親メダカの容器に移した。活動が活発になってきたので餌を与えた。種子を播くときは、数粒一緒に播いて、一番良い苗を残し、他を間引くのが一般的なようだ。こうする理由は、発芽の有無や苗の良否というばらつきに対して均一化を図り、結果として作物の収量と品質の向上をするためだろう。苗どうしが競争するので育ちが良くなるという話を聞いたが本当だろうか。
2012/4/29(日)の天気
TAVE= | 18.6 | |
TMAX= | 25.1 | 最高気温(℃) 25.5 14:32 |
TMIN= | 13.4 | 最低気温(℃) 13.2 05:08 |
DIFF= | 11.7 | |
WMAX= | 5 | 最大瞬間風速(m/s) 8.3(東南東) 16:35 |
SUNS= | 12.5 | |
RAIN= | 0 |
Q
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食べて生きる:初めて食べたウコギ
山椒もウコギも山菜に近いようだ。山椒はぴりりと辛いところが売りだろう。ウコギは今までほとんど無縁であった。数年前に小さな苗を畑に植えた。ようやく1.5m程の高さになった。本日、畑にある山椒とウコギを少し収穫した。かみさんに渡すと夕食にそれが出てきた。山椒は佃煮風、ウコギは一度ゆでて、それを炒め物にしたようだ。ウコギはその苦さに山菜らしさがあるようだが、それほど苦さを感じなかった。一度に山椒とウコギを食べるとどうしても山椒の味の方が強く、ウコギの味が引き立たない。今後、ウコギのおいしい食べ方を編み出すのも面白そうだ。初めて食べる事自体が何よりも面白いのかも知れない。ウコギの枝が折れている所から、大きな新芽が出ていた。栽培となると収量を増やす手法が必要だ。ウコギに合った剪定方もあるのかも知れない。
尚、ウコギ茶を調べると以下のような論文があった。この論文によるとウコギの葉にはポリフェノールの含有量が多く、血糖値改善効果もあるようだ。更に、コレステロール排泄効果があるならばウコギ茶として飲んでみたいものだ。
「ウコギ茶摂取がマウスの腸内環境および小腸組織に及ぼす影響 Effects of Ingesting Ukogi (Acanthopanax sieboldianum) Tea on the Intestinal Environment and Small Intestinal Tissue of Mice (http://ci.nii.ac.jp/naid/110004762324)」その要約は「ウコギ葉を熱水で抽出した茶を標準飼料および無繊維飼料で飼育したマウスに長期に摂取させ,腸内環境および小腸組織に対する効果を検討した.投与した飼料と飲料によりコントロール水群,コントロールウコギ茶群,無繊維水群,無繊維ウコギ茶群の4群とし,ウコギ茶の効果を比較した.1)糞便排泄量および糞中コレステロール排泄量は,コントロール群が無繊維群より有意に高く,4群間ではコントロールウコギ茶群が最も高い値を示した.2)盲腸中短鎖脂肪酸総量は,コントロール群が無繊維群より有意に高く,コントロール群間ではウコギ茶群が水群より有意に高い値を示した.3)コントロールウコギ茶群の小腸絨毛の長さは他の3群より有意に長く,組織および細胞形態も大きく密になっていた.無繊維ウコギ茶群の絨毛の長さは,無繊維水群より有意に長くなっていた.以上の結果から,ウコギ茶摂取によって腸の嬬動運動が活発になり,糞便排泄量が増加し,小腸組織の発達が促進された.これらのことは,ウコギ茶中に溶出された水溶性食物繊維の影響によるものと推察されたが,不溶性の食物繊維との相乗効果が大きいと考えられる.」