愛しき古里:お祭りに花を添える恵みの雨

2012年8月12日日曜日
昨日は曇り時々晴れ。最高気温(℃) 35.3 13:22。雲はやや厚かったが猛暑日。ざっそう句:お祭りに 景気を付ける 恵み雨。朝飯前に苗移植。2回目。土が乾き、さらさらしているのでテンガを使っても土が刃に付かない。最初は雲が厚かったが、やがて日射が強くなり中断。たまたまムクゲの幹を見たら、カブトムシが何匹も集まっていた。先日、丹波の黒豆の除草をしたが、地面や葉の下にカナブン?が多数動いていた。黒豆の葉はもう透けて見えるほど穴だらけになっている。農薬を使わないで退治する方法はあるのか。午後は、空模様を気にしながらお祭りに加わる。

2012年8月11日の天気

TAVE= 27.8
TMAX= 33.6 最高気温(℃) 35.3 13:22
TMIN= 24.5 最低気温(℃) 24.4 23:58
DIFF= 9.1
WMAX= 3.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.7(南東) 16:11
SUNS= 4.9
RAIN= 2

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愛しき古里:お祭りに花を添える恵みの雨

恒例の地域のお祭りは、一年ごとに時を刻む。そのお祭りに向けて、地域住民は屋台囃子の練習をして、万端の準備を進める。一つの目的に向けてエネルギーを集中できないとお祭りは不発に終わる。前回7 月の地区のお祭りでは、雷雨の影響で最後の演目が多少影響を受けたが、抽選会が終わった頃恵みの雨となり無事閉幕。8月のお祭りは市内最大のスケールで行われる。日頃の練習の成果をアピールできる待望の舞台だ。子供や父兄、関係者の期待と不安は大きい。また雨になると、子供が可哀そうだ。そんな話をしながら巡行の時間を待つ。

15時過ぎ、天気予報の通り、パラパラと雨が降り出した。最近の天気予報は良く当たると言う声。父兄等は屋台の屋根に登り、雨除けの透明シートを設置する。今回の雨は、ゴロ、ピカ、ザーという典型的な雷雨ではなく、小降りで降ったり止んだりするおとなしい雨だった。AMEDASによると、祭りの時間帯の降雨は1.5㎜。傘をさした観客もいたが、祭りの参加者は傘無しで済んだ程度の雨。

たまたま、声をかけた隣地区の人と雑談。話が進むと、あの人を知っているかい。うちの遠い親戚だ。エッ、うちからも遠い親戚ですよ。祭りがとりもつ不思議な縁を感じる。何人かの知り合いと声をかけあう。お互い元気にやっているなと感じる時だ。傑作なのは、白いワイシャツ姿で祭りを見ていたビジネスマン風の人が、法被姿で御輿を担いでいる中に入り込んで、一緒に御輿を担ぎ出した光景。御輿を見る人と担ぐ人が一体となった。

18:30の二回目の巡行時は、雨も止み、わずかに降った雨が打ち水効果を発揮して、祭りは盛り上がった。父兄も屋台の周辺を囲んで、大ウチワで景気を付け、屋台にぶら下がり、跳んだり跳ねたりと盛り上がった。演奏は見事で、行き交う観客も足を止めて見入った。屋台の歴史の中では、大雨で泣く泣く引き返したという話が出た。昨日の雨は、行事の運行にほとんど支障もなく、事故もなく、記憶に残る恵みの雨となったと思われる。