ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):前橋駅前の復活はどこまで進むか

2012年11月30日金曜日
昨日は晴れたり曇ったり。最低気温(℃) 0.5 03:55 。ざっそう句:初氷 張らぬ桶あり しずくして。朝起きると一面降霜。初氷が張った。ポトポトと水が垂れていた桶は結氷せず。水が液体から個体へ相変移して氷になるには結晶が成長する必要がある。ポトリと落ちた水が結晶化を攪乱しているので氷が張らない。わずかなエネルギーが物の姿を変える例を見たような感じだ。暖かくなってネギ苗灌水。サザンカ、ツワブキが咲いている。ツワブキは咲き終わる頃。

2012年11月29日の天気(AMEDAS)

TAVE= 8.0
TMAX= 15.8 最高気温(℃) 16.5 13:16 
TMIN= 0.7 最低気温(℃) 0.5 03:55 
DIFF= 15.1
WMAX= 3.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.2(北西) 14:46 
SUNS= 5.4
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):前橋駅前の復活はどこまで進むか

先日、前橋駅に行ったついでに、開店(2012/11/15)直後のエキータでウィンドショッピングをした。駅前ビルからイトーヨーカドーが撤退後、早期の大型店の入居が期待されていたが、紆余曲折の末、食の駅が主店舗として入る事になった。駅前のにぎわいだけではなく、買い物難民という高齢化社会のひずみが現れて、成り行きが注目されていた。ビルは6階まであるが、まだ全階入居にはなっていなかった。一般の人が関係の深そうなのが、地下の食品、1Fの一般商品、2Fの食堂街であろう。地下の食品売場には、ショッピングカートを押している高齢者も見かけたので、買い物難民予防効果は出ているようだ。

前橋市も平成の大合併で周辺の町村を飲み込み恐竜化した。合併にどれほどのメリットがあるのかいまだよく分からない。統治の原則としては分割して支配せよという金言がある。細分化は情報とエネルギーを満遍なく流通させる手段でもある。そのような手段を取り払ったらシステムに不均衡が出てくるのは当然とも思える。イトーヨーカドーは会社組織としては大きいだろうが、前橋駅前には生息できなくなった恐竜に見える。利益が出なくなるとささっと撤退では地元も困るだろう。

「食の駅」を経営する「ファームドゥ株式会社 代表取締役 岩井雅之」の会社概要(http://www.farmdo.com/company.html):設 立 =1994年2月1日 。所在地(本部) =〒371-0855 群馬県前橋市問屋町1-1-1 NF2ビル3F 。資本金 =1億7090万円 (平成23年2月期決算) 。売上高 =74億2679万円/年(平成23年2月期決算) 。自己資本比率= 自己資本比率: 62.0% (平成23年2月期決算) 。従業員 =男162名/女415名/計577名(うち正社員 男50名/女16名) 。事業内容=『 農業資材専門店「農援’S」、農産物・特産加工品の直売所「食の駅」を経営。近年では、東京都内に小型農産物直売所「地産マルシェ」を拡大中。生産から販売まで農業をトータルでサポートする事業を展開し、農業経済の活性化と農業所得の増加に貢献しております。 』

「食の駅」の事業形態としては生産者と消費者を結ぶ中間流通部門を削減・合理化する食品販売業らしいが、小回りが効く体制ではあるようだ。恐竜にならないで長続きして欲しいというのが地元の期待ではないか。ただ、「食の駅」以外の役者も欲しい感じがする。開店したばかりのエキータが今後どのように変貌をとげるか注目に値するだろう。ところで、「エキータ」とはオヤジギャグ的な「駅北」のもじりなのか。
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