日々農天気:ホウレンソウの6条、9条植えにびっくり

2012年12月11日火曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) -2.9 02:48 。冬日(日最低気温が0度未満の日)が続く。ざっそう句:寒波来て 原発思う 総選挙。落ち葉掃き。カリンの実数個落果。ミカンと自働蒔きダイコン収穫。ネギ苗に灌水。しばらく降雨が無いので畑は乾燥している。土が乾燥し、強風が吹くと風で飛ばされて積もる。畑に雑草や作物があれば砂埃が飛ぶことも抑制される。雑草も見方によれば役に立っている。微細に見ると畑の土も場所により性格に違いがある。地層の上部が黒土(黒ぼく土)。畑の土はなぜ黒いのか。

WIKIPEDIA(リグニン。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%B3)に、「リグニン(英: lignin)とは、高等植物の木化に関与する高分子のフェノール性化合物であり、木質素とも呼ばれる。」とある。高山の岩石も苔や植物がなどがそこで生育すると割れて小さな石となり、平地まで運ばれる。砂状になった土に植物が生えその遺骸を含んだ土が黒土になるらしい。あの土の黒さは巨大な有機高分子リグニンの色なのか。リグニンは「生体高分子としては反応性が乏しく、リグニンを分解する事が可能な生物は白色腐朽菌のみである」との事だ。畑仕事で衣類が汚れると黒ずむが、その色が有機化合物の骨格を作る炭素で、植物由来であると知ると植物の偉大さが分かる。

2012年12月10日の天気(AMEDAS)

TAVE= 3.0
TMAX= 7.1 最高気温(℃) 7.8 13:15
TMIN= -2 最低気温(℃) -2.9 02:48
DIFF= 9.1
WMAX= 7.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.2(西北西) 12:47
SUNS= 8.7
RAIN= 0

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日々農天気:ホウレンソウの6条、9条植えにびっくり

先日、渋川へ出かけてホウレンソウの栽培畑を見た。何と6条と9条植えのホウレンソウ畑があった。かつて父がホウレンソウを出荷して居た頃はバラ蒔きに近く収穫、選別、結束等は全て手作業。結束資材も稲藁だった。この圃場では耕耘、播種等機械力を使っているのだろうが、整然と育っているのにはびっくりした。調べてみると種子も、皮を除去し表面をコーティングして発芽特性を改善したネーキッド種子というのがあるようだ。農業技術も知らない間に進歩していたようだ。
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