日々農天気:圃場周辺に春の予感を探る

2013年2月4日月曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 4.2 06:47 。ざっそう句:本当の オニが泣いてる 五輪かな。宅内閑居。かみさんの昔話。幼少の頃、遊び仲間に女番長のような人物がいて、数人の部下をよくいじめたとの事。ある時は橋の欄干上を歩かせられたとか。初めて聞いた怖い話だ。さすが上州女。でも、この程度の事は、いじめというより、意地悪遊びという感覚で、親にも話していないようだった。そこまで聞かなかったが。ところが、学校の先生に叱られる時は、その番長が一番先に叱られて、部下まではお叱りが及ばなかったとの事。見方によれば、番長は部下の防波堤になっていたのだ。更に、今から考えると、叱り叱られるという関係を通して先生とコミュニケーションが出来ていたから、大過なく過ごせたのではないかと言った。やはり、家庭の事情等があり、親子の交流が薄くなると、たとえ先生に叱られても人間らしい交流を望んだのではないかという落ちである。

本気に叱られる事により自分の存在の重さが感得できるのではないか。叱る時はオニになって叱るのだ。自分が叱られて怖い目にあったのは、多分父の言い分を聞かず泣いて反抗したので、大きなアオダイショウが住んでいる真っ暗な倉の中に閉じこめられた時だ。二度と体験できない思い出だ。ちやほや誉めるだけでは人間は成長しない。幼少の頃に、鬼のように怖い存在も時を隔てると愛すべきもののように変わる。昨日は節分。家族の皆が、自分流に豆まきをした。自分は、オニだ~、オニだ~と小声で叫び、豆をかじった。

2013年2月3日の天気(AMEDAS)

TAVE= 6.6
TMAX= 10.9 最高気温(℃) 11.4 13:38
TMIN= 3.6 最低気温(℃) 3.6 24:00
DIFF= 7.3
WMAX= 9.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.0(北西) 05:08
SUNS= 9.7
RAIN= 0

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日々農天気:圃場周辺に春の予感を探る

先日、邪魔になるがデジカメをポケットに農作業をした。デジカメの画像を連結。ソフトはViXを使用。

写真左から。蝋梅:開花直前。寒いと開花が遅れるようだ。新聞でも遅れているという情報あり。今年は正月元旦から累積温度のデータを取っている。C-TEMP=2595.3℃(1月末)であった。杉花粉が飛ぶのも多分、累積温度だろう。

アオキの実。アオキは雌雄異株。鳥のうんちから芽が出た苗を生け垣にした。ウン良くメスの苗だった。

未収穫ミカン。中身は鳥の餌になった。

次は?。また忘れた。??。そうだ、北国の春を告げる辛夷(こぶし)だ。こぶしの開花を農作業の基準にしている人もいるようだ。工業は自然との関係が薄いので、元技術者としては作物の適期を読むのが苦手だ。

ナツミカンの実。収穫遅れ。暖地では夏まで樹上におけるらしいが、寒地ではしもげてしまう。樹体が弱まらないよう収穫した。2004年に自分で接ぎ木した苗に最初に実が付き始めたのが2007年頃。2010年には五個結実。今年はその数倍位あった。実と枝の付け根が剥離し易くなり手でもげた。一年間落果しない場合もある。

ツバキに這い上がって枯れている蔓草のイシミカワ。枯れてもトゲは残っている。手強い相手。ミカン樹に這い上がった蔓は当面霜除けで残した。

曼珠沙華。この時期、青々と葉を伸ばして、夏には葉が枯れて、秋に葉のない花が咲く。他の雑草と住み分けしているようで興味深い。

福寿草。我が花暦2007年の1/16~20日期間に一点だけデータがあった。少し遅いかも知れない。
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