日々農天気(愛しきもの 根っ子):花水木の根っ子のど根性

2013年5月8日水曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 16.6 11:16。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 20.2(北北西) 12:30。ざっそう句:木々緑、空青く冴え 風侘びし。ジャングル状態の圃場整理。一昨日の夏日から10℃も下がり風も強い一日。その風音を聞きながら、昨年1~2mにも伸びた苗畑のヒメジオンの枯れ茎を片付ける。伸び放題のカエデを切る。爪楊枝ほどの太さの株を何本も密集植えにした鉢物をばらして畑に植えたらぐんぐん伸びてしまった。桃の木もぐんぐん大きくなっている。今年は天候不順で花が少なかったが、ぽつりぽつりと幼果が着いていた。植栽図から2006年植付のあかつきのようだ。今は病虫害が出ていないが夏には惨めな姿になる。我が家でなって食べたモモは春雷のみ。

2013年5月7日の天気(AMEDAS)

TAVE= 12.5
TMAX= 15.3 最高気温(℃) 16.6 11:16 
TMIN= 8.2 最低気温(℃) 8.1 23:56 
DIFF= 7.1
WMAX= 10.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 20.2(北北西) 12:30 
SUNS= 13.1
RAIN= 0

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強風時の天気図を比較。

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日々農天気(愛しきもの 根っ子):花水木の根っ子のど根性

5年ほど前に、地上10㎝程度で花水木の幹を切った。そろそろ根が腐りすんなり抜けると思った。すでに、グズグズに腐った株もある(A)。ツルハシでようやく堀上げた株もある(B)。びくとも動かない株もある(C)。(B)で、花水木の根っ子は横に伸びる傾向があると分かったので、(C)で堀上げに再挑戦。根はほとんど生きていた。

樹木が腐るのは細菌が分解するから。いわば、地中で根の細胞と細菌のバトルがあり、腐らない株は、いつかチャンスがあれば芽を出そうと頑張っているようだ。(C)株を堀上げて、根の伸び方と腐り方にある傾向があった。スモモの木がある方向へは根が伸びず、日当たりがよい反対側に根が伸びていた。根が腐り出すのは、スモモの木がある側であった。

このような傾向は、多分植物ホルモン等の影響があると思うが、地上の幹や枝と同じ傾向が根にも現れるようだ。当然、日光を沢山受ける方へ伸びた方が樹体が生き延びる可能性は大ききなるだろう。根の腐り方も同じ傾向が出ている。スモモの木がある方向へ伸びていた根は腐り始めていた。時間をかけて(C)株を堀上げたが、無駄ではなかった。

根を腐らせる細菌は好気性のようで、早く腐らせるには空気に触れた方が良さそうだ。土や草をかけていたが逆効果だったらしい。
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