田舎老人徒然草;愛しき古里:子供屋台の牽引用トラクターの引退

2013年7月30日(火)
昨日は雨後曇り。最高気温(℃) 25.3 14:29。ざっそう句:電話鳴り 外出すれば 忘れ物。朝方電話があり、現地集合で出かけた。出かけたついでに別件も済まそうと考えていたが肝心な物を忘れた。いよいよ老人力が付いてきたようだ。例の携帯は電池を外し、しばらく放置したが、携帯のアンテナは立たず。昔の集積回路試作品の不具合発見のエピソードを思い出す。沢山の不良品の中に唯一動作するサンプルを見付けた。顕微鏡下にその原因を探すと配線パターンが異物でショートしていた。マニュピュレータでその部分をショートすると全て良品になり、配線ミスが原因だと特定できた。3G 携帯電波の周波数を調べると2GHz帯。波長は15㎝程度。この高周波の到来を常時監視してそのレベルをアンテナ本数で表示している筈だ。高周波増幅用の素子は相当微細化されている。従ってサージ電圧に一番弱い部分なのだろう。おまけにデジカメのSDカードが読めなくなった。色々なソフトで復元を試みたが断念。ファイルシステムが破損しているらしい。最近前の画像と最新の画像が混合するような症状が出ていた。ひょっとするとSDカードの方は大容量化で微細化されたメモリーセルに欠陥が出来ているのかと思った。処置無しで再フォーマット以外になさそうだ。用水路に子ガモが5羽泳いでいたのを撮影したのだがそれを失う事になる。高精度の子供御輿の画像も失う。幸いデジカメ内蔵メモリーに切り替えたVGAサイズのデータは救出出来た。一番弱いところに影響が出るのは物の世界でも人の世界でも同じなのだろう。

2013年7月29日の天気(AMEDAS)

TAVE= 24.2 NO DATA
TMAX= 24.8 最高気温(℃) 25.3 14:29 
TMIN= 23.4 最低気温(℃) 23.2 09:22 
DIFF= 1.4  
WMAX= 2.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.0(東) 16:16 
SUNS= 0 NO DATA
RAIN= 6.5 NO DATA

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田舎老人徒然草;愛しき古里:子供屋台の牽引用トラクターの引退

数年前のデジカメ画像を振り返ると年々同じ事の繰り返しと思っていたお祭りも少しずつ変化しているのに気付く。当地区には祭り用に本屋台と子供屋台の二つを持っている。本屋台の建造時期ははっきりしていないが、明治の初期頃と言われている。本屋台を繰り出すのは大事業でその回数は極少ないようだ。子供屋台の建造時期は戦後の経済の高度成長期と重なる頃のようだ。

子供屋台の車台はトラックの物を流用している。車台の上に屋台をのせる構造になっている。祭りの会場まで距離があるので、そこまで運ぶのに、トラックを使ったりトラクターを使ったりとその時々の事情に合わせているようだ。従来は、特例として演奏しながら移動するのも黙認されていたようだが、最近はそれができないらしい。

子供屋台の主役は子供達であるが、数年経つとその子供達も大きくなり主役が交代する。それを支える親たちも交代する。子供屋台の牽引をしていたトラクターも事情により引退したようだ。振り返ると当BLOGの看板画像も今となってはもう見られない風景になってしまったようだ。
Iob_isesakimaturi_yatai_2006_6pix_s

IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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