2015年3月11日(水)
昨日は曇り一時晴れ。最高気温(℃) 10.5 09:43。最低気温(℃) 0.5 24:00。ざっそう句;刮目し みヨひとひとヨ この国土。寒波到来。宅内閑居。あの3.11から4年目になった。当時の天気も寒く、被災地の事が思いやられた。当局が政権維持のため復興・復興と叫ぶようでは復興は遅らせた方が良いという低意を疑いたくなる。夕方首相の記者会見があった。美辞麗句と美談を並べた立て板に水の如き発言が流れたがまさに少なし仁と写った。オレのヒガミか。思うに、オレの記憶力から類推すると、プロンプター画面に流れる文字を名優気取りで読んだだけに見えた。質問も、質問者が間違わぬかと心配しているようなぎこちなさだったように感じた。質問も申し合わせた文言を読んだだけではないかと勘ぐりたくなった。真相は不明だが。当時はあちこちでやらせが横行した。そのやらせも次第に巧妙になるのだろうか。最後には阿吽の域に達するだろう。広辞苑によると刮目とは目をこすって注意深く見る事とある。
2015年3月10日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 6.1 | NO DATA |
TMAX= | 10 | 最高気温(℃) 10.5 09:43 |
TMIN= | 0.5 | 最低気温(℃) 0.5 24:00 |
DIFF= | 9.5 | |
WMAX= | 8.7 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.4(北北西) 11:58 |
SUNS= | 3.6 | NO DATA |
RAIN= | 1.5 |
Q
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ツルよ 飛んでおくれ:前橋駅と市街地の往来の障害となっていた横断歩道橋が廃墟になりそう?!
先日、国道50号始点と看板が立っていたあたりから歩いて駅に向かった。50号北側から50号南側へ横断歩道を渡った。両手に荷物を提げていたので、あの本町二丁目五差路の歩道橋を渡るのが大変だと考えながら歩いた。その歩道橋が最大の鬼門で老人・子供をだまって虐めているのである。前橋市街地と前橋駅をつなぐケヤキ通り周辺は前橋の代表的景観地域ともいえるだろう。歩行者にとって巨大な要塞兼障害物である。車はスイスイ歩道橋の下を走り、老人・子供は階段を休み休み上り下りする。五差路の上に架かっている歩道橋は巨大であるが、利用者は多いとは言えない。歩行者が少ないのだから当然か。
お出かけの帰路、駅前ケヤキ通りへ向かう歩道橋を渡ろうとしたら、その脇に横断歩道と信号機があった。丁度信号が青になり急いで渡った。前回来た時は、横断歩道は無く、横断歩道橋を渡ったのだ。とすると、最近できたのだろうか。いろいろWEB情報を調べたが、いつからそうなったのかはっきりしなかった。
もう、暗くなっていたが、荷物を下に置いて、その信号と歩道橋をデジカメ撮影した。写りが良くなかったのでソフトで画像が分かるよう加工した。GoogleMapを見ると、横断歩道の塗装と横断歩道橋が写っていたので、夢を見ていた分けではなさそうだ。前橋市の市街地活性化や都市計画で、歩道橋問題が色々議論された成果が、この風景だったようだ。
WIKIPEDIA「横断歩道橋。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%96%AD%E6%AD%A9%E9%81%93%E6%A9%8B)」
横断歩道橋を設置すれば、車道と歩道は立体交差するので、原理的には車と歩行者の間で生じる交通事故は起こらないか激減できるという考えがあったと思う。しかし、横断歩道橋を使う歩行者は、歩道橋への登りと下りだけ常に余分な時間・労力を課せられ、車が動力源を持つという点からも、公民としての負担と利用の公平性は乏しいと言わざるを得ないだろう。見方によれば、弱い者いじめともとれる。老人や子供、学生は生産や経済に直接寄与しない。それなら車を優先して、歩行者・自転車は後回しという高度成長時代の発想があったのかもしれない。ともかく歩道橋はあっという間に全国に広まり、あっという間に見捨てられてしまったというのが歴史の皮肉なのではないか。歩道の平坦性を確保し、車道を跨道橋・立体車道橋にする事も可能だが、工事コストは歩道橋よりずっと多くかかるだろう。歩道橋が、それを利用する歩行者の不便になるようでは、もともと歩道橋建築のコンセプトに十分な妥当性がなかったと言いうるのかもしれない。
「ツルよ 飛んでおくれ;前橋ウォッチング:本町2丁目の大歩道橋(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/11/2-9b8e.html)。(2013年11月 9日 (土))」
前橋駅と市街地の往来の障害となっていた従来の横断歩道橋と並列接続になる横断歩道ができたので、前橋駅と中心街を徒歩や自転車で往来する人にとっては、楽になったと思う。という事は、従来の歩道橋の役割は更に低下して益々廃墟化が進みそうに感じる。願わくば、自動車を運転するだけで余り歩かない人たちが、ここへ来て、廃墟のような歩道橋に登って、都市や車の流れを観察して貰いたいものだ。まだまだ、都市見物塔としては役立つはずだ。