ハトよ 鳴いておくれ:桐生県道脇大圓寺の移植された桜の大木が開花中!;懐かしく 香る菜花よ 春の海。

2015年4月6日(月)
昨日は曇り。最高気温(℃) 13.5 15:01。最低気温(℃) 9.0 06:18。ざっそう句;懐かしく 香る菜花よ 春の海。用意した台木にみかんの接ぎ木をした。苗は圃場に仮植え。かき菜とサニーレタスを収穫。かき菜は雨が降り急に伸びたがまだ花が咲かない。丁度食べ時だ。サニーレタスも茎が伸び始めているがまだ食べられる。昨日は少し厚着をしたので花粉症の鼻詰まり症状が出なかった。そのためか、一面に咲いている菜花の香りを強く感じた。この菜花の後作に何を蒔くかが悩みだ。(ここまでフォントサイズを小に設定)

2015年4月5日の天気(AMEDAS)

TAVE= 10.9 NO DATA
TMAX= 13.5 最高気温(℃) 13.5 15:01 
TMIN= 9.2 最低気温(℃) 9.0 06:18 
DIFF= 4.3  
WMAX= 1.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 3.6(東南東)   04:29 
SUNS= 0.2 NO DATA
RAIN= 0.5  

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ハトよ 鳴いておくれ:桐生県道脇大圓寺の移植された桜の大木が開花中!

この数年、桐生県道をまたぐ天増寺橋の西側と東側の道路拡幅工事が行われてきた。その工事もほぼ完成に近づいているようだ。天増寺橋も新しい橋になっている。

拡幅工事に伴って、天増寺橋の西側にある大圓寺の桜の大木の扱いが問題になったようだ。巨木、大木はそれに親しんできた人が多く、それが植えられている地域や関係者の記憶や歴史に深く根ざしているのも事実だ。

Iob_daienjiisyokusakura2015 
今日の機械力を使えば、どんな巨木、大木でも一日で切り倒してしまえる。それを移植するには、多大な費用がかかる上、移植して枯れるというリスクもゼロに出来ない。移植や保存に関しては、色々な例や苦労もあると思う。

先日、近くのスーパーで買い物をしようと駐車場へ入った時、ふとあの移植された大圓寺の桜の大木の事を思い出した。以前移植後の桜をデジカメ撮影した記憶があったが、そのデータを探し出せなかった。

門前に、「法蓮山大圓寺の沿革」という説明板が建っていた。とりあえず、それをデジカメに納めて、三本の桜の大木をデジカメに納めた。改めて、その説明板を読むと、境内の桜について「蘇生桜」として記されていた。明治の頃、寺がここに移転された時、記念樹として7本植えられたソメイヨシノの内、4本が育ったとの事だ。昭和50年に樹勢が弱まり枯れそうになったが、手入れや祈りの甲斐あって、現在のような元気な姿になったとの事だ。平成23年の道路拡幅に伴い、現在の3本になったと記されている。

WEB情報ではソメイヨシノ樹齢60年説があるようだ。ただ、植物の寿命を決める要因は多くあり、移植により根を切られるので、細根が増え樹勢の回復、寿命の長期化が可能になるかもしれない。長期間同じ場所に根を張っていると、地中の養分も吸い尽くしてしまうかもしれない。ともかく、植物の寿命は植物生理を含む環境要因に依存するとすれば、その環境要因を最適に保つ事で寿命を延ばせるかもしれない。

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