2015年7月17日(金)
昨日は雨。最高気温(℃) 26.5 21:16。最低気温(℃) 22.8 08:17。RAIN=101。相当な雨量だ。ざっそう句;乱神の 巧言令色 親不孝。台風11号の影響で雨。宅内閑居。古本読みかじり。「大本営が震えた日(吉村昭 著)」。日本が連合国に対して開戦布告する直前の緊張した極秘裏の軍事行動をドキュメンタリーな手法で描いた作品だ。視点は軍部や特定の任務を帯びた軍人の動きにあるようだ。作戦、戦術は見えるが、政治の延長としての戦争という戦略やなぜ戦争なのかという理念が見えない。御前会議で開戦の日時が決まったが、それを知るのはごく少数の要人のみだった。その要人達が開戦という決定を敵や国民にも徹底的に秘匿して巨大な軍事行動を遂行する場面を描いてハラハラするスリル感を与える。巨大な兵員・物資の移動や無線通信により開戦の意図を敵に察知させない作戦例が理解できる。ほとんどの、国民や兵士は使い捨ての将棋の歩のような印象を受ける。開戦の誘惑にひれ伏して開戦前に軍事予備行動を起こすのだ。父に囲碁の初歩を習ったが、岡目八目が実感できなかった。将棋では歩のない将棋は負け将棋という金言がある。結局、開戦という入り口は見えたが、終戦という出口計画を欠いたのが日本の姿だったのか。既に、日本の開戦(宣戦)布告は74年程前の事だ。この間の科学技術や社会の進歩も目覚ましい。昔の戦争は数日のユトリはあるだろう。現代のミサイル戦争は分秒の世界だ。昨日、安保関連法制案が衆議院で可決され参議院での審議に入る。戦前の開戦直前は世界の至る所軍事的緊張が高まっていた。一触即発の危険地帯に軍隊を派遣するのはガソリンをまいてマッチをするような蛮行に見えてしまう。既に、開戦時点で大本営の作戦は出口のない片道切符に過ぎなかったのではないか。民意を無視して昔来た道を歩む愚かしさを感じないか。
WIKIPEDIA「太平洋戦争。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%88%A6%E4%BA%89)」(このページへのリンク)
2015年7月16日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 24.4 | NO DATA |
TMAX= | 26.3 | 最高気温(℃) 26.5 21:16 |
TMIN= | 22.9 | 最低気温(℃) 22.8 08:17 |
DIFF= | 3.4 | NO DATA |
WMAX= | 6.2 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 11.0(東) 22:21 |
SUNS= | 0 | NO DATA |
RAIN= | 101 | NO DATA |
Q
Q
日々農天気:コーンの実の熟し具合点検
先日、コーンの実の熟し具合点検した。品種はバイカラーのもののようだ。白と黄色の粒が見えるが、まだ全体が白みがかっていて未熟だ。
まだ、シンクイムシは入っていないようだ。もう、雄穂のお役目は終わったので、シンクイムシ進入防止で雄穂を切り取った方が良いのか?
それより、実にネットをかぶせてシンクイムシが実に入るのを直接防止した方が良いのか?