老人の寝言:ああ、分からない和様英語?;子等はしゃぐ 祈祷の後の 千歳飴。1511。

2015年11月16日(月)
昨日は雨後晴れ。最高気温(℃) 24.2 14:46。最低気温(℃) 13.0 00:28。ざっそう句;子等はしゃぐ 祈祷の後の 千歳飴。少し早起きして用事外出。訪問した神社も初めは人影がまばらであったが、昼頃になると七五三等でお宮参りする参拝者でにぎわっていた。帰路、タウンウォチング。かみさんの制止を押し切って、つい中古カードリーダーと安いSDカードを買ってしまった。

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2015年11月15日の天気(AMEDAS)

TAVE= 17.2 NO DATA
TMAX= 23.9 最高気温(℃) 24.2 14:46
TMIN= 13.3 最低気温(℃) 13.0 00:28
DIFF= 10.6 NO DATA
WMAX= 6.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.9(北西) 17:11
SUNS= 4.3 NO DATA
RAIN= 3.5 NO DATA


Q
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老人の寝言:ああ、分からない和様英語?

かみさんが、いつか辞書でしらべようとしていたけど、プレミアムってどんな意味かと聞かれた。オレの基本的スタンスは横文字を使う連中には、それなりに低意があるから、敵のツボにはまらず無視すると宣言。そんな勝手な事を言っているオレもスタンス等と意味不明な外来語のような言葉を使っている。そこで、広辞苑でスタンスを調べると、語源はstanceで足の開き方、構えだそうだ。それなら、基本的スタンス等と言わずに基本的構え、言い直せば基本的姿勢といえば、日本語らしく意味もすっきりする。

ところが、日本人のいやな性格はアイマイサの尊重にある。まさに「あいまいな日本の私」(大江健三郎)がぴったりなのかも知れない。これを、さらに突き詰めると、自分にとって損か得かで発する言葉を選んでしまうのが、日本人の嫌らしさではないか。昔から、日本語の欠点を見抜いていた人物で、日本語の代わりに英語を日本の公用語にしようと考えた人がいた様だ。その流れか、小学校から英語を教えるようになるらしいが、これも、英語を使うのが損か得かという発想に違いないと思う。

おれは、生まれてこの方、プレミアムなどという言葉を使った事はないと思う。西暦2000年問題が社会的関心になっていた頃はミレニアムという言葉を聞いた記憶はある。「プレミアム」なる言葉を調べると、割増金、打歩等と出てくる。かみさんが気にしているのはどうもプレミアム商品券のようだ。調べてみると正しくは「プレミアム付き商品券」のようだ。額面(支払い額)よりプレミアム分お得な商品券が最近話題の「プレミアム付き商品券」らしい。

更に調べると、地方創生交付金をその「プレミアム付き商品券」発売につぎ込んでいるようだ。極論すると、その商品券を買った人に税金をばらまいているのと何ら変わりりがない。これじゃあ、正確な日本語で、バラマき税金付き商品券とは言いにくいは当たり前。タコが自分の足を食って生き延びようとしても自ずから限界がある。「プレミアム付き商品券」で得をする人もいるだろうが、それを買えない大方の納税者は損を強いられるのではないか。

日本は、言語トリック社会に突入してしまったのか。広辞苑で調べると、トリックとは、詭計、奸策、ごまかし、たくらみとある。ああ、カタカナ和様英語を純粋な日本語に翻訳すると本当の姿が見えてくるのか。

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