読みかじりの記:「誰も書かなかった 大震災生存の達人」 柘植久慶 著 1999年9月1日 初版第一刷発行 小学館文庫;お祭が 猛暑を押して 出陣だ。20190811。

2019年8月11日(日)
昨日は晴れ。ざっそう句;お祭が 猛暑を押して 出陣だ。昨日も猛暑日だ。かんかん照りではなく雲が厚かったが、気温は高かった。お盆前に墓掃除を終わらせたい。そこで、とりあえず鎌を持って墓の様子を見に行く。こうもり傘を日除け傘に転用して、麦わら帽子を被って徒歩で墓地に向かった。今年は、大木数本が伐採されたので、日当たりが良くなり、雑草が繁茂している。とりあえず鎌で刈り倒して、雑木の苗を引き抜いた。かみさんが応援に来た。ペットボトルの水を飲みながらの作業。以前なら木陰が出来たが、今後は期待できない。午後は宅内閑居。廊下で古本の拾い読み。遠くから屋台囃子の音が聞こえてくる。その音もいつしか消えた。会場に向かったのだろう。9日は軽い雷鳴だけで済んだが、お祭り初日の雷雨は大丈夫か。雷注意報が出ているが...。夕方、ざっと一雨降ったが、局地的だったのかアメダス雨量は0であった。

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読みかじりの記:「誰も書かなかった 大震災生存の達人」 柘植久慶 著 1999年9月1日 初版第一刷発行 小学館文庫

巻末に「本書は阪神淡路大震災時を観察、検証した著者の確認事実をもとにした書き下ろし作品です。」とある。この本を手にしたのも、廊下に寝そべって昼寝をしようとしていた時である。買い置きの古本で@50の値札が付いていた。多分、エーツーが閉店する前の投げ売り価格だと思う。柘植久慶はサバイバル関係で名前を知っていた。我々、戦後世代の人間は、日々厳しい生活環境の中で生きてきた。それも一種のサバイバルだと思う。

「老人の寝言:身辺雑記:田舎老人徒然草:阪神淡路大震災より21年目;大吟醸 冷や冷や飲んで 口滑る。1601。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2016/01/21-2847.html)。(2016年1月17日 (日))」

阪神淡路大震災と父の友人の事は今でも良く覚えている。それは、1995年のWINDOWS95が発売された年と重なる。本書の、前書きに当たる部分で著者は、親達の世代は「関東大震災」に遭って、次の世代に経験を伝承しようと著述していると書いている。「そして一九九二年の阪神淡路大震災の現場でも実感した。」と書いている。多分、「一九九二年の阪神淡路大震災」はミスプリントだと思うが、ちょっと気になった。

「読みかじりの記:「関東大震災」 吉村昭著 文春文庫 2011年6月5日 新装版第12刷;猛暑日や できちゃた婚に 玉の汗。20190808。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2019/08/201165122019080-b312.html)。(2019年8月 8日 (木))」

本書を手にしたのは、上記記事の「関東大震災」(吉村昭著)との対比がある。言わば、災害現場は、平時の秩序は崩壊して、人心は動揺し、治安は乱れ、犯罪が急増するという、指摘や問題提起がされていると感じた。関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災と時の経過と共に、大災害対応の体制やノウハウは充実して来ていると思うが、今後に、大震災が起きた場合、その被害規模は途方も無く大きくなるように感じるのだ。

本書をざっと見渡すと、サバイバル技術は大体把握できるが、政府や防災当局の対応が今一読み取れない。「関東大震災」には、個人が避難時に、燃えやすい物資を持ち出したのが延焼の原因になった例が述べれらている。規律正しい行動も、我先にが優先する災害現場では期待できない。やはり、知りたいのは、政府や防災当局の対応ではないか。

阪神淡路大震災はボランティア活動元年と言われているが、著者は安易なボランティア活動を戒めているように感じる。オモテはボランティアで、裏で何をしているか分からないのが、無法地帯化した災害現場であるという指摘は、外国の戦闘地帯での体験そのものなのか...。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 747.1 143 222 80343.7 31.1 36.2 26.9 9.3 3.8 10.8 0 26.7 37.1 8.2(東南東)
時刻等℃   D m/s H mm 05:21 14:44 11:44
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