身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:嗚呼、セミ時雨から何を聞くべきか:;四面楚歌 腹も切れずに ごろ寝する。20230726。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年7月26日(水)
昨日は晴れ。アメダス最高気温TX=38.7℃、15時で猛暑日だった。
ざっそう句;四面楚歌 腹も切れずに ごろ寝する。
通路に生えている雑草オヒシバとメヒシバの比較。日本語名は、オスVSメスと接頭語部は異なるが接尾ぶは同じで命名規則を感じるが学名は類似性を感じない。オヒシバは踏まれ強い性質があり、生える場所もヒトの生活圏近くが好きな様だ。畑の雑草としてはメヒシバの方が優勢で、家庭菜園を初めて最初に覚えた雑草部類だ。「オヒシバ(雄日芝、学名: Eleusine indica[1])は、イネ科オヒシバ属の植物である。日なたに生える、それほど背の高くない一年生草本で、道端でもよく見かける雑草である。和名は「雄日芝」の意味で、日なたに出る芝であるが、メヒシバに比べて逞しいことからの命名とのこと。」VS「メヒシバ(雌日芝、学名:Digitaria ciliaris)は、イネ科メヒシバ属の植物である。身近にごく普通に見られるイネ科の植物である。細い茎で地表を這い、立ち上がった花茎の先に、数本の細い穂を放射状に伸ばす。勢力の強い雑草としても知られる。」命名者を調べたが不明。身近な植物で古くから呼ばれていた名前か。終日宅内閑居。気合いが入らないが冊子を拾い読み。もうセミの声が最盛期になる頃だと思うが、その声が今一つ少ない。

Iob_20230726_
原ファイル名=「IOB_20230726_四面楚歌 腹も切れずに ごろ寝する.gif」

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:嗚呼、セミ時雨から何を聞くべきか:20230726。

セミの鳴き声のデータを記録している訳では無いが、鳴き声が少ないのか気になってきた。当ブログ内を検索して、蝉が鳴き始めるのは7月中頃から8月始め頃のようだ。2006年7月16日頃の俳句に以下の句があった。やはり蝉時雨は8月中頃のようだ。

夕くれて今年のセミの鳴き始め

そこで、WEB上俳句からセミに関する一句を選んで鑑賞しよう。

樫太る五十六生家の蝉時雨   関根和子

WEB情報によると、「yamamoto-isoroku.com › ?page_id=33;ゆかりの地 - 山本五十六記念館公式サイト|新潟県長岡市;山本五十六のかつての生家・高野家があった地に整備された公園。 園内には五十六の生家(復元)と胸像が建造されている。 本来この場所にあった本物の生家は、昭和20年8月、太平洋戦争末期に米軍による大空襲で焼失したため、今は復元された生家が残っている。」との事だ。

以前、以下の句を読んだ。樫太るの句と同様あの軍人のことかと思った。だが、樫太るの句の作者ははっきりしなかった。俳句鑑賞に作者は不要と言えばそれまでだが、語数が少ない俳句では、作者もコンテンツの一部のようだ。

海の日や鳴呼五十六よ光政よ    稲畑廣太郎  ホトトギス   201507

作者を外して一本立ち出来る俳句ならそれに越したことは無い。ところで、樫太るの句は山本五十六記念館周辺の風景を詠んだ句なのだろうか。思えば、蝉の一生も軍人の一生も儚い物だ。山本五十六は飛行中に米軍に撃墜されて戦死したが、それを承知して離陸していったと妄想されてくる。そこには、人間らしい葛藤があったと思われる。まともな軍人なら自分の最期がはっきり見えてしまう。東京裁判が見えていただろう。多分、当時の戦況から、自分が生き延びれば自分は生き恥をさらすことになるだろうと予見して米軍に我が身を捧げたのではないかと妄想されてくる。

WEB情報によると、「68. 山本五十六(辞世);
天皇の御楯とちかふ真心は とどめおかまし命死ぬとも
弓矢とるくにに生れし益良雄の 名をあらはさむときはこのとき」との事だ。

平家・海軍・国際派。山本五十六の本心はどこにあったのか今は知る由も無い。あの、蝉時雨の向こうから山本五十六の本音が聞こえてきそうだ。だが、ヒトとしての言葉は永遠に聞く事が出来ないだろう。耳を澄ませて、山本五十六の化身のセミ時雨から彼のメッセージを聞く以外に無いのだ。オレ様には、山本五十六の真の辞世が聞こえて来る様な気がする。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 729.2 160 205 73249.4 30.4 38.7 24.1 14.6 3.9 13.6 0
時刻等℃ 15 5 15 90.67 mm
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ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
伊勢崎(群馬県) 2023年7月25日(1時間ごとの値)


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