2008/10/7
かんちょうとり
かっての子供の遊びであった。
もうルールはほとんど忘れている。
かんちょう、きかん、すいへいという役があり
2つのチームが対戦する屋外の遊びである。
艦長、機関兵、水兵という文字があてはまるので、今風に言えば
海軍のロールプレーイングシュミレーションゲームともいえるだろう。
終戦後の少年時代に暗くなるまでこの遊びをしたことを覚えている。
数名から十名近くが参加するので年齢もまちまちだ。
そのおかげでいまでも近所の同世代の遊び仲間の事は良く覚えている。
今思うとこういう遊びの中で縦横の人間関係、役割関係を
知らず知らずの内に学習していたようである。
走って身体を使ったり、作戦を練ったり色々な要素を含んだ遊びであった。
教えられることもなく自然にこういう遊びをしてきたのは
今から思い返すと不思議でもある。