2009/4/10
お仕置きの倉入れ
昔は親の言いつけを聞かない場合お仕置きを食らう事が多かった。尻を叩かれる位なら大し
たこわさはなかったろう。尻を叩かれ、泣いて反抗した時とうとう親も処置に困ったようで、土
倉に押し込められた事があった。何の理由で叱られたのかは思い出せない。外からは泣き
声が小さく聞こえて親の心理的な負担が軽くなった可能性はある。しかし、倉の中は照明もな
く暗く、当時はネズミやそれを狙うアオダイショウが倉に住み着いていた。そこに押し込めら
れるこわさは忘れられない。何回も押し込められたわけではないがこわい忘れられない思い
出ではある。まわりに影響されないよう夏場の受験勉強を倉の中でしたこともあった。個室も
エアコンもない時なので当時なりの苦肉の対処法であった。この頃は既に倉に閉じこめられ
たこわい思い出は卒業していたようだ。しかし、叱られた事の効用は無意識のうちに残って
いるのだろう。