2009/5/21
技術者ファーマー
半導体業界でばりばり仕事をしていた人がその仕事からきっぱりと分かれて就農した。たま
たまその人のホームページを拝見して啓発させてもらっていた。しかし、そのホームページも
閉鎖されてしまった。やはり、その時々で自分が求めるライフスタイルを追求するのが本当
の生き甲斐になるのかもしれない。その人はぶどうを中心に観光果樹園をやっているよう
だ。自分も同じ業界で飯を食ってきた。一時、日米で半導体貿易摩擦という問題があって、
日本は米国の半導体の買い付けを余儀なくされた。その業務にも少し関与した事があった。
ひょっとしたら、外資系の会社にいたかの技術者ファーマーと見えない接点があったかもしれ
ない。自分もぼちぼちぼち畑に果樹を植えているが、実が生るまで数年かかる。今年は桃の
木に実が生ったので摘果をした。何か、もったいないという気持ちが先行して摘果のブレーキ
になっている。ともかく、自分で作って自分で食べてみるのが第一歩だと思って気長にやって
いる。まだまだ自家用も不十分だ。それにしても、各社の半導体部門が巨額の赤字の元凶
になり経営の足を引っ張っているという現象は未だに理解できない。設備投資は巨大である
が利益を出す構造が自転車操業にあると言うことなのであろうか。