2009/9/7
白熱電球
白熱電球は歴史も古く、外形も単純、原理も単純であるが製品としては長寿の部類に入るら
しい。電気製品の名門PHILLPSは同社のHPによると1894に炭素フィラメント電球を74000
個生産とある。確か会社名も電球にちなんだ名前であったと思う。電気製品と一緒に歴史を
歩んできた。日本でも主要な電機メーカーが生産している。いわば名門・老舗の証拠のような
製品にみえる。日本ではこの主要電球メーカーが白熱電球の生産から撤退を表明している。
その理由は電力消費が大きく環境の時代に合わない、メーカーのイメージを悪くする等があ
るようだ。PHILLPSのような海外メーカーがどのような対応をとるのか興味がある。製品は思
わぬ使い方をされていることがある。昔、養鶏をしていたときこの電球をひよこを育てる時の
暖房に使っていた事を思い出す。簡単で安全だからそうしていたのであろう。白熱電灯は白
熱電灯の良さがある。しかし、蛍光灯を使い慣れた世代はもはや白熱電灯に未練は無いの
であろうか。当分市場から消えることはないと思うが、買った製品に外国ブランドしか無いと
なるとなんとなくわびしく感じるかも知れない。