2009/9/5
落雷
群馬県の名物といえば雷と空っ風。空っ風も真冬の深夜にその音を一人で聞くとそのすごさ
が身にしみてくる。雷となると家に閉じこもることになる。昔は雨戸も閉めた。幼児の頃はか
やの中に潜り込みクワバラクワバラと呪文を唱えた事を覚えている。大学で送配電工学とい
う講義があり先生が、最近は群馬県内もあちこち送電用の鉄塔が立ち送電線が張り巡らさ
れているので、かってより雷が少ないと話された。脱線授業であるが、脱線の方を良く覚えて
いる。鉄塔が避雷針の役割をするらしい。1~2年前、自宅に落雷があり、パソコンや周辺機
がかなりの被害を受けた。火災保険で保険金がおりるか問い合わせてみたが、残念ながら
家具の特約に入っていなかった。最近は配電線、電話線に接続されている機器に半導体が
多用されているが、これらの部品は雷サージに耐える耐圧が低い弱点がある。サージアブソ
ーバーを入れれば少しは対策になると思い入れてみたがインターネット接続が不調になって
しまった。原因が分からなかったのでNTTの調べてもらったらサージアブソーバーが原因であ
った。ちょっとした事だが予想以上のサービス料を請求された。ともかく、古い代替え品でな
んとか間に合わせている。古い物でも手許に置いておくと万一の場合予備で使えるので有り
難い。意外に頑張っているのがSEGAのIBM互換機用のCRTモニターだ。VGAのみだが、こ
れがあるとパソコンの最低限の確認が出来る。落雷対策は、原始的だが雷が近づくとパソコ
ン系のコンセントを外すことにした。