2009/11/24
Zライト
机に長時間向かうときには照明が必要になる。自分の幼少時代の机は食卓であったり、リン
ゴ箱であったりで専用のものはなかった。従って、照明も部屋の照明で勉強した事になる。本
格的に勉強が必要になって買って貰ったのが木製の机と椅子であった。結局社会人になっ
て中古のスチールデスクを買うまでこれを使い通した。これに合わせて買って貰ったのが15
W程度の卓上蛍光灯であった。蛍光灯は交流点灯でわずかでも光がちかちかするのが気に
なり出すと集中できなくなる。この蛍光灯を使わなくなり、代わりに買ったのがZライトであっ
た。「山田照明は、1970年代半ばにテレビCMを打っている。」(後記サイトの記事)とあり、自
分もこのCMをみたのかもしれない。メーカーは忘れていたが、商品名は覚えていた。調べて
みると、山田照明のホームページに1954年の発売以来、愛され続けている山田照明『Z-
LIGHT』とあり、山田照明のものとわかった。薄い青色のガラスを使った白熱電球が使われ
ていた。アームと照明部分が可動式になって光の向きや強度が調整できた。まだZライトは
健在で、同社の新商品にはLED方式の物もあった。類似品を余り見かけないのでひょっとす
ると特許があるのではないかと調べてみると次ぎのサイト名「COMZINE」の記事がヒットし
た。特許も取得されている。『Z-LIGHT』の始まりは作業灯にあり、それを家庭・民生用に売り
込むときに付けた名前が『Z-LIGHT』であったようだ。Zは『Z-LIGHT』の形状を現している。そ
んな『Z-LIGHT』に高校生頃に出合っていたわけである。参考:「COMZINE」のニッポン・ロン
グセラー考VOL.40、Zライト。
http://www.nttcom.co.jp/comzine/no040/long_seller/index.html