2010/8/21
雑草句録:鉱石ラジオ
■雨降りて鉱石ラジオ組み立てぬ
少年時代に鉱石ラジオを組み立てた記憶がある。検波はゲルマダイオードでIN60という型番
であったとおもう。秋葉原で買って置いた鉱石ラジオをキットを手すさびのために組み立て
てみた。電池も使わずに音が出る事には昔も今も感動を覚える。JOAKの空中線電力が
300KWで、このエネルギーが空間に放出されている。鉱石ラジオではこのエネルギーの極
一部を取り出す。mWかμWのオーダーではないかと思う。改めて電波のシャワーの威力を
感じた。