水風呂:いとしきもの

2010/9/12

昨日は9・11テロの起こった日だがこのテロも日々遠くの記憶になりつつある。一番不気味なのはテロの実体が見えずいつ起こるか分からない不安に常に悩まされる続ける事であろう。これは武器を以て武器を制するという発想が限界に来ている事を示しているのではないか。武器になる物は身の回りに溢れているのだから。

雑草句録:水風呂

■水風呂や一人散髪すがすがし

真夏の仕事で汗をかいた後に入る水風呂。残念ながらビールは出ないがすがすがしい。ついでに伸びた髪を一人で散髪するとすがすがしさは二倍になる。これも元気だからできる事だ。

追記:早朝から汗がじっとりとにじむ事が多かったが最近は何とか汗が収まりかけてきた。手元の百均の温度計が28℃か29℃がその分岐点のようだ。体温と外気温が7~8℃以下になると動かなくても汗がにじむようだ。半導体を使用する場合熱設計が必要になる。半導体チップ自体を裸で使うことは安全性・信頼性等の問題で避けるのが常識だ。従ってチップを容器・パッケージ等で覆うことになる。ところが、チップの周囲にこのような保護物質があると、半導体内部で発生した熱が外部へ逃げにくくなる。丁度人間の衣服と同じ様な関係がある。熱は高い方から低い方へ流れる。熱設計は発熱部の温度、外気の温度及び熱の伝わりにくさ(熱抵抗)を想定して行う。近似的には定常状態を想定した方が簡単だ。しかし、過渡的な熱変化を想定しなければならない時もある。NECのパソコンの動作周囲温度の規格を調べてみたら上限は35℃であった。ケースに手を触れると少し暑いという感じで、丁度その温度くらいで偶然なのかファンが回り出す。ケース内の温度はもっと高くなっていると思う。どこかでファンを回すための温度検出をしているようだ。そんな事を考えていると人間の発汗作用も非常に高度にプログラムされていると驚く。当然湿度も発汗に関係するだろう。蚊が活動するのも通風が悪く、気温が高い時であるがこういう条件が発汗と関係することをなんとなく納得した。