2010/10/14
雑木歌録:ねじれ国会
■票が化け ねじれ国会 弥次郎兵衛 国民行司 出番待ち
国政が劇場に例えられ、悲しく国民はもその悲喜劇を観賞せざるを得なかった。そんな状況を受けてか、前回自公政権下にねじれ国会が生じた。その最大の原因は与党にも野党にも真の国政を託せなかったからではないか。与党も野党もお互いにたたき合っていれば、それ以上悪いことをするゆとりもあるまいと国民は弥次郎兵衛を見る如くに感じているのではないか。これがねじれ国会の一側面ではないか。今、かつての与野党が立場を代えて同じ状況になっている。諸外国は日本人がバラバラの方向を見てまとまらない事に内心安堵しているのではないか。そのことを思うと国民も眠りこけているわけにはいかないのであろう。