2010/12/10
○電力システム瞬停の影響
NHK等のニュースによると、8日早朝に中部電力の四日市火力発電所(三重県四日市市)内にある変電所で瞬間的に電圧が低下するトラブルが発生、その影響を受けて、周辺の半導体や化学工場などに深刻な影響が出たようだ。電圧低下はわずか0.07秒間との事で、人間の感覚では一瞬の出来事で、通常では何も起こらなかったと見過ごされていたと思う。交流の50/60サイクルで一周期が20/16.7msとなる。従って、瞬停として数サイクルの電力欠落が生じた結果ハイテク分野の産業に影響が出たのかもしれない。東芝の場合、NAND型フラッシュメモリーを生産する四日市工場(三重県四日市市)では一部の生産設備が停止して、1~2月の製品出荷数量が最大で2割程度減る可能性があるらしい。半導体生産には熱拡散用に電気炉を使用し精密な制御がされている筈である。結局、前記の例では、電力の瞬停を検出して設備を停止させるように自動的に制御したのであろう。より高度な電力制御システムを採用すればこのようなトラブルを防止できたのであろうか。最近スマートグリッドという総合的な電力送受配電システムが脚光を浴びてきたが意外な所に盲点があるかも知れない。スマートさは愚直さを放棄して実現されるようにも感じられる。
○ブレーカーが落ちて しまった!
昨朝、WZエディターで作業中にブレーカーが落ちて愕然とした。朝の寒さに、電気暖房を入れていた上、さらに電子レンジのSWを入れた瞬間に契約電力を超えたようだ。予期しない出来事だが、自分もその責任の一端を負っているので、じっとこらえて対策を考えた。途中のバックアップをとっていたと思ったので、あちこち探したが見つからなかった。しかたなくヘルプを開くと「メニューコマンド<ファイル|その他|自動保存の一時ファイルがあれば開く>を実行することで、運がよければ失われたはずの文書を開くことができます。元の文書ファイルにその内容をカットアンドコピーしてください。」とあった。幸運にも作業中のほとんどの内容が残っていてほっとした。
以下本題。
雑草句録:古カード
■古本やスタンプもらう古カード
この古カードは実は書肆いいだやさんのポイントサービス。いつも財布の中に埋まっていた。無期限という事でよれよれになる状態でポイントを貯めていた。いいだやさんに何回通ったかの証明書のような気持で、恥ずかしながらレジにカードを差し出してきたのだった。そうして2010年の閉店の時に丁度全ての空欄がスタンプで埋まった。半額セールだったので、ポイントを二倍に換算してくれて、それを支払いの一部に充てた。たった一枚、たった一回しか使わなかったカードであるが、思い出深いカードであった。
昨日の天気
TAVE= | 6.6 |
TMAX= | 13 |
TMIN= | 1.7 |
DIFF= | 11.3 |
WMAX= | 6 |
SUNS= | 8.9 |
RAIN= | 1 |