雑草句録:雪衣

2011/1/17
昨日の天気

TAVE= 0.5
TMAX= 3.8
TMIN= -2.1
DIFF= 5.9
WMAX= 8
SUNS= 7.3
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:雪衣

■雪衣家族揃ってみる赤城

代わり映えしない風景だが貴重なワンショットかもしれない。

○たわみては雪待つ竹の気色かな     芭蕉

Google検索:約 384 件。竹のしなやかさから、雪もどんと来いという竹の風情を詠んでいるようだ。

■割れ竹や雪の重さは語らねど

さらさらとした粉雪は竹の葉に積んでもやがて弾力で跳ね返されて落ちてしまう。しかし、水分が多い牡丹雪のようになると竹にも雪が積もり、ついには耐えかねてポンと音を立てて割れてしまう。
割れるときの音を聞いたか定かではない。母が詠んだ歌に:雪積もる 重さに耐へず 竹割るる 音の響けり 爆竹の如 というのがある。(09A_選歌集 福寿草)