雑草句録:紅みつまた

2011/3/11
朝はまだ寒い。今朝6時の気温;アメダス:-1.3℃、我が家の外気:-3.6℃。明け烏の声が朝一番に聞こえてくる。この季節のこの寒さに何となく合うような感じがする。

昨日の天気

TAVE= 3.6
TMAX= 7.6
TMIN= -0.3
DIFF= 7.9
WMAX= 6
SUNS= 10.7
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:紅みつまた

■いざ咲けと紅みつまたの苗を買う

紅みつまたの花は白いみつまたの花とは異なる風情がある。その後どうしたのか。

○霜枯に咲くは辛気の花野哉     芭蕉

芭蕉24歳時の作とか。辛気とは冬の過酷さの事か。辛気の花野とは形容矛盾のように見える。結局、霜枯れ、咲く、辛気、花野というキーワードを並べただけで、後は勝手にイメージを作れというような印象を受けてしまう。霜枯れ+辛気と咲く+花野という連想を働かせて解釈する必要がある。もう少しイメージをふくらませて詠みたいところだ。霜枯れの中に花が咲いているイメージはどうか。

■霜枯て紅白粉に花萎む