老人の寝言:原発事故根本収束破綻の危機は時間の二乗で迫っている

2011/6/5
昨日は半袖になりたいほどの暑さ。苗の周辺の草刈をした。刈払機は使用せず鎌で刈る。それでも苗を傷める。百円ショップの鎌だが、研ぐと普通に使える。気兼ねなく使えるのが良い。ムクドリが声をひそめてがやがやとささやくように鳴いていた。桑の実が丁度食べ時になっており、それを集団で食べているようだ。食用桑(マルベリー)苗は県や種苗会社から2006年頃購入。結構な値段がした。県の資料には樹高を高くしない整姿と防鳥対策が必要と書かれていたと思う。その通りの結果になってしまった。草むらの足元から鳥が飛び立ってびっくりした。そこには...。まったく予期しないものを見てしまった。その後しばらくすると、離れた二羽の鳥が、カツ、カツと交互に鳴いている。何か交信している。そうか、ギリギリの状況になって足元から飛び去ったは外敵の関心をそらすためだったのか。

昨日の天気

TAVE= 22.3
TMAX= 28.6
TMIN= 14.8
DIFF= 13.8
WMAX= 3.3
SUNS= 11.9
RAIN= 0

老人の寝言:原発事故根本収束破綻の危機は時間の二乗で迫っている

YOMIURI ONLINEは、「東電社員の被ばく、最大で580ミリシーベルト;url=http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110603-OYT1T00778.htm((2011年6月3日21時22分  読売新聞)))」というタイトルで、「国が緊急措置として引き上げた被曝(ひばく)量限度の250ミリ・シーベルトを超えた可能性があるとして、精密検査を受けていた福島第一原子力発電所の男性運転員2人について、東京電力は3日、少なくとも300ミリ・シーベルト近い被曝を確認したと発表した。被曝量の大半は、体内に取り込んだ放射性ヨウ素によるもので、今後50年間で最大約650ミリ・シーベルトに達する。限度を超える被曝の確認は初めてで、原子炉等規制法や労働安全衛生法に違反する可能性が高い。」と報じた。

ついに来るべき事態になってしまった。二ヶ月間もメルトダウンを隠蔽し、社員の放射線被曝総量も杜撰な管理しかせずに、放射線の蔓延する事故現場で働かせた事実により東京電力に、重大な故意又は過失と疑われる得る責任がある事が判明した事にならないか。このような事態がさらに明確になれば東京電力は刑法等にも抵触する疑いも濃厚になるだろう。適切な情報を与えず従業員を虫けらの如く扱った東京電力の非情さは歴史に残る犯罪になる可能性と紙一重のところまで来ていないか。問題は、東京電力が保有する、原発に関する知識と経験がある原発事故対応可能総労働力が、かかる労働者の現場離脱により刻々と減少するではなかろうか。それに反して、原発事故対応必要総労働力は刻々と増大してくるのである。当局は、この時間の二乗のスピードで迫ってきている原発事故根本収束破綻の危機を厳重に認識し適切な対応をする責任がある。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:伊勢崎市

歌題=伊勢崎市:

■わが生きる 支えなりしか 雪白き 谷川岳は 祖父の山なり 57 関 まち子

白雪の谷川岳に古里と生活の厳しさを重ねそれを更に祖父の山と詠んだところに支えの強さを感じる。