ブログ・いとしきもの　A lullaby for myself

2011/7/25
昨日も晴れ。暑さが戻った。台風の雨で雑草の伸びも盛んになった。下草刈りをした。樹上のヤブガラシの蕾がオレンジ色に変わってきた。開花して実がなると大変だ。ヤブガラシの根は地下20～30㎝の所に縦横に伸びていて根絶が難しい。根絶は根比べ。2株フジが花を付けていた。狂い咲きだろうか。フジはおかしいのは天気だと言うかも知れない。

昨日の天気

最高気温(℃)  33.2  （15:25）

老人の寝言：アナログTV放送の跡地にビル・マンションではなく公園を作れ

追記：(タイトル追記=平成29年9月18日(月))：記事タイトル欠落を修正。

アナログTV放送終了後の影響で視覚障害者については気付かなかった。

asahi.comは、「地デジ化「テレビ聴けなくなる」　視覚障害者に不安の声；url=http://www.asahi.com/digital/av/TKY201107160693.html（2011年7月17日8時5分）」というタイトルで、「地上波テレビのデジタル放送完全移行（被災地３県を除く）まで１週間。地デジ化されるとテレビの音声がＦＭラジオで聴けなくなるため、音が頼りの視覚障害者から「テレビから遠ざけられてしまう」と不安の声が出ている。 」と報じた。

このように、FMラジオでテレビの音声が聞けるのには、テレビ音声がFM変調を採用しており、テレビ信号として多重化されて送信されているという方式上の理由がある。FMラジオでテレビの音声が聞けるようにするには、テレビの音声が送信されている周波数まで同調周波数を拡大すればよい。FMラジオバンドの直ぐ上にアナログテレビバンドがあり、従来のアナログTV放送VHF1～3チャンネルは、ほとんどコストアップにならずに、FM受信機に取り込めるため、受信機のメリットを拡大するために、広く採用されてきた。視覚障害者が一般のFMラジオでテレビ音声が聞けたという意義は大きいだろう。やはり、一般人の生活がテレビ中心になると、一般人との会話等もテレビの話題が多くなる。視覚障害者がこのような場面で、話題を共有できるという社会的な意義は非常に大きい。国は、障害者福祉云々と言うが、障害者を健常者と区別して支援するという政策は政策の基本から言えば邪道なのだろう。障害者が健常者と対等に生活できる支援が基本にならなければならない。そういう視点から見るとこのようなFMラジオでテレビの音声が聞けるようにすることは政策の基本から言えば想定外の利点であったかも知れないが、政府の支援云々でなく障害者が自ら開拓してきた利用法を結果として撲滅してしまったという事実を直視し、適正な対応をとる必要があるのではないか。音声信号が占める帯域は絵像信号に比べれば非常に狭い。国はアナログTV放送を強制終了させてその電波帯域を特定企業等の閉鎖的な用途に再配分しようとしている。これは公共の電波資源の利用としては、はなはだ疑問がある。電波が有限な公共資源であるという電波法の精神を無視することがあってはならない。今後、電波の公共性を実現する上でも、国は携帯でもテレビ音声が聞けるような携帯端末規格を制定する等の施策を実施すべきではないか。すでに技術はすべて揃っているだろう。このような基本規格ができれば、後は技術が追いかけて行く。当然イヤホンならば、連続で1ヶ月程度聞けるようなレベルを実現して欲しい。携帯端末は音声・画像処理と情報・通信という技術を集大成した発展途上の電波利用製品（通信機）であり、規格を統一せず無制限に放置すると、情報のインフラとして統一性を欠き、インフラを十分活用できず、将来に大きな禍根を残すことになる。英語で放送をBROADCASTINGと言うが、放送が情報を普く伝えるという機能を携帯端末の上に確保する意義は、東北地方太平洋沖地震の時の情報の断絶という危機を思い起こすと、国民を保護するという国の防災対策の一環としても必要不可欠ではないか。携帯端末がテレビ・ラジオに続く情報インフラになりつつある事実は無視できない。国民・利用者はその利便性に対して膨大なコストを支払っている。アナログTV放送から地デジへの移行に際しても膨大な税金が投入された。それが既得権の保護だけにすぎなかったとなると何の国策かと疑われる。国は携帯端末で誰もがアクセス可能な公共無料電波サービスを即時に実施せよ。

CEEK.JPにて「地デジ」キーワードにてニュース検索：2011/7/25
地デジ情報は7/24を境に急増した。最初の200件のみ引用。

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