老人の寝言:過去最小122万人の新成人に期待

2012/1/10
昨日は晴れ。成人の日。寒気の流れ込みがなく、風もない穏やかな晴天で、新成人はどんな気持で成人の日を迎えたことだろうか。総務省統計局にアクセスしたがサーバーンがタイムアウト。新成人は何人と関心を持つ人の多さを示すものだろう。詳細については下記のlivedoorニュースが伝えている。老人の肩身は益々狭くなりそうだ。夏みかん等収穫。圃場の整理。夏にジャングルだった区画だ。雑木に枯れ草が倒れかけ荒涼たる風景。ともかく、先ず風通しと日当たりを確保したい。昼過ぎ、メダカの容器を覗いたら子メダカが数匹泳いでいた。動きは緩慢だ。餌を与えたが食いつかない。子メダカの日向ぼこと言うところ。

2012/1/9の天気

TAVE= 2.4
TMAX= 8.4 最高気温(℃)  8.8  15:13
TMIN= -2.6 最低気温(℃) -3.3  07:30
DIFF= 11
WMAX= 2 最大瞬間風速(m/s)  4.3(東)  14:39
SUNS= 9.1
RAIN= 0

老人の寝言:過去最小122万人の新成人に期待

我々戦後のベビーブーム世代は、世代人口の多さで色々な不利益を被った。いわば、全体的に生存競争が厳しかった。頭割りにすると社会的な配分も薄くなった。年金の給付年齢も引き上げられた。マクロ的な人口構成は、ほぼ推計通り推移するのだから社会制度もその推計に従って補正していれば、問題を先送りする事はなかった思われる。現実は理想通りに進んでいない。生活水準も上り坂の場合もあれば下り坂の場合もある。制度設計の善し悪しで世代間格差が生じるのも、生きる意欲という点で問題がある。今年又はこれから新成人になる世代人口は漸減傾向であるが、その世代が今後の日本を牽引して行かねばならない。老人が「新成人に期待」等と書くと、何をと言われるかも知れない。ともかく回りだしている時代の流れは変えようにも変えられない。しかし、より現実的な方向に変化することはあり得ることだ。悲観するより楽観した方が良いのかもしれない。戦前と戦後は非連続に大きな変化が起きた。それでもなんとか世の中はつながってきたのだ。見方によれば新成人は欲しい物のほとんどを手に入れているのではないか。その先には何があるのだろうか。価値観の変換、パラダイムシフトで世の中の見方・見え方は変わるだろう。物質的な豊かさより精神的な豊かさを期待したい。

livedoorニュースは、「2012年の新成人は122万人・過去最少値…新成人人口の推移をグラフ化してみる;url=http://news.livedoor.com/article/detail/6162705//(2012年01月02日06時41分)」というタイトルで、「総務省統計局は2011年12月31日、2012年1月1日現在における「辰(たつ)年生まれ」の人口と「新成人」の人口の推計データを発表した。それによると辰(たつ)年生まれの人口は1022万人で、新成人人口は122万人という推計となった。新成人人口は統計データが残っている1968年以降は起伏を繰り返しながら全般には減少傾向にあり、昨年に続き総人口に占める割合が1%を割り込むことが確認されている。また、記録を始めてからもっとも多かった昭和45年(1970年)の246万人に対し、半数を初めて下回ったことになる【発表リリース】)。」、「今回発表された2012年の新成人122万人は、データが残っている範囲では過去最低数で、冒頭でも触れたようにもっとも多かった1970年の246万人の半数を割り込んでいる。さらに総人口に占める比率も減少し続け、こちらも昨年同様に1%未満。これは「人口そのものの減少」「若年層人口の減少」の2つの状況を表していることになる。」と報じた。