2012年10月25日木曜日
昨日は晴れ。農作業日和だった。最低気温(℃) 10.0 06:01。ざっそう句:幼虫の 仇が怖し イラガ繭。山東菜・大根少量を移植。キャベツが本葉三葉程度になりをセルトレーからポットに移植。細根がトレーの壁面まで伸びている。移植は細根を切り成長が一時止まり、手間もかかる。直播きが理想だが、キャベツの種子は高い。ニンニク苗植え付け。播種適期から遅れているが、蒔かないで無駄にするよりマシだろう。自然発芽したミニトマト苗が育っていた。ポット移植して日当たりの良いところに置いた。キュウリの棚撤去。手間をかけたが収穫はわずか。イチジクノ木にとまっていたカミキリムシ一匹を捕獲。柿の木の枝には既にイラガの繭が出来ている。キンモクセイの花が散り、地面がオレンジ色。ザクロが口を開いていた。庭木が落葉開始。秋の風情が見えてきた。
2012年10月24日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 14.4 | |
TMAX= | 19 | 最高気温(℃) 19.2 12:02 |
TMIN= | 10 | 最低気温(℃) 10.0 06:01 |
DIFF= | 9 | |
WMAX= | 7.6 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.0(北西) 00:21 |
SUNS= | 9.8 | |
RAIN= | 0 |
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環境雑録(愛しきもの 生き物):イラガの繭はなぜ固い?
WIKIPEDIA(イラガ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AC。)によると、イラガの幼虫が外敵を刺す場合、毒毛の先端から毒液が出ているとの事だ。イラガの場合、蚕の繭に相当するのが、あの卵のように固い殻だと思うが、なぜそれほどの固さが必要か疑問に思った。まさか、幼虫の時外敵に危害を与えたので、外敵から仕返しをされないためというわけではないだろう。殻を破って見ると、幼虫の時の毒針はかなり減少している。しかし、蚕の蛹ほど固い表皮ではなさそうだ。蚕の蛹も繭と蛹の外殻により二重に守られているようだが、イラガの場合は繭の部分が固く、蛹の外殻部分は軟弱のように見える。いわば、外部環境から蛹を守るためのシェルターの設計思想が、蚕とイラガでは違うのかも知れない。イラガの場合は、繭を強固にしたので、蛹の外殻部分は手抜きで間に合わせているのだろうか。羽化する時、あの固い繭を食い破って出てくるのだろうがそれがなぜできるのかも謎だ。昆虫が進化の中で学んだ適応だろうが、なぜかと考えると興味が尽きない。
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