ツルよ 飛んでおくれ:榛名山を遠望する保渡田古墳群周辺の田園風景

2012年10月29日月曜日
昨日は終日しとしとと降雨。最低気温(℃) 11.5 00:21 。温度差も少なく寒い一日だった。ざっそう句:秋の蚊や 忍者もどきの 羽音かな。昨日10月28日は群馬県民の日。農業技術センターでも見学しようかと思ったが、宅内閑居。

群馬県のホームページによると、「群馬県民の日は「郷土の歴史を知り、郷土についての理解と関心を深め、自治の意識を高めるとともに、より豊かな郷土を築きあげることを期する日」として昭和60年に制定されました。平成24年で28回目の県民の日を迎えます。 10月28日が県民の日とされたのは、明治4年のこの日、廃藩置県によって設置された八県が統合され、初めて「群馬県」の名称が使用されたことにちなんでいます。」との事。

富岡製糸場・世界遺産推進ホームページ(http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html)によると、富岡製糸場の「工場建設は明治4年(1871年)から始まり、翌年の明治5年(1872年)7月に完成、10月4日には歴史的な 操業(そうぎょう)が開始されました。」とある。

富岡製糸場建設が群馬県の発足と同時に始まっていた事は興味深い。今年が富岡製糸場操業開始以来140年の節目の年だが、絹産業の衰退には一抹の寂しさを感じる。尚、「農業技術センターは工事中のため、今年度の公開は行いません。」との事。

2012年10月28日の天気(AMEDAS)

TAVE= 13.1
TMAX= 13.9 最高気温(℃) 14.2 10:45
TMIN= 12 最低気温(℃) 11.5 00:21
DIFF= 1.9
WMAX= 2.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.6(西北西) 08:07
SUNS= 0
RAIN= 14

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ツルよ 飛んでおくれ:榛名山を遠望する保渡田古墳群周辺の田園風景

先日、古代東国文化サミット見学のため、会場に向かう途中で、予想もしない田園風景に出会った。市街地を一歩踏み出すと、田圃が広がり視界が開けた遠方に榛名山が見えた。田圃の稲は刈り取りが終わり、藁ぼっちが一列だけ並んでいた。空には雲一つもなく、心和ませる田園風景である。古代の人々も同じような風景をみて、同じような感傷に浸ったのか。改めて、そのデジカメ画像の様子を眺めると、地面が黒く浮き上がって見える部分があるのに気付いた。その部分は発掘の跡なのか。それとも地下に何かが眠っているのか気になった。以前読んだ古代道路に関する本に、道路遺跡の存在が地表からも推測される場合があると述べられていたのを思い出した。
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