老人の寝言:いよいよ老人力開眼か

2012年11月19日月曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 6.7 23:50 。西高東低の冬型の気圧配置となり、かなり強い風が吹いた。ざっそう句:天高し 後乗りのバス 前からじゃ。早朝から老人モードで用事外出。用事以外は自由なのでハイキング気分で散策。徒歩では、冷たく強い西風で、帽子も飛ばされそうになる。バスの運転手が、前ドアから乗せてくれたので席に座れた。いよいよ老人力が付き始めたようだ。

2012年11月18日の天気(AMEDAS)

TAVE= 10.8
TMAX= 14 最高気温(℃) 14.3 12:40 最高気温(℃) 14.3 12:40
TMIN= 6.9 最低気温(℃) 6.7 23:50
DIFF= 7.1
WMAX= 7.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.3(北北西) 13:21
SUNS= 9.8
RAIN= 0

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老人の寝言:いよいよ老人力開眼か

老人力を世に出したのは赤瀬川原平だったか。大体、力という概念は抽象的なものだ。物理学の力の定義も、まともに言える人は少ない。だが、漠然とわかるのも力。日常の生活では、気力・体力が物を言う。その気力・体力も加齢と共に低下する。さらに、別な力が芽生えてくる。老人力だ。

力を抑えるのも実は力。抵抗力・自尊心等もその一つ。小さな親切をされても、俺はそんな年ではないという自尊心がその小さな親切を傷つけ、小さな親切をしても恥をかくだけだと学習させてしまう事もある。抵抗力・自尊心等も気力の部類に入るのかもしれない。老人モードで外出するとそんな自尊心だけでは済まない。駅のエスカレータに乗る時等は邪魔な老いぼれにならざるをえない。小さな親切を有り難く受けるのも老人力向上への一歩かもしれない。

老人モードの外出とは自家用車を自分で使わず外出する事と大体同じだ。免許証を返上すると必然的に老人モードに入る。老人モードの外出では、金もかかる、時間もかかる、交通機関の発着はあなた任せ、乗り場探し、行く先の調査、天気の影響、徒歩の脚力・体力、気力云々と意外に労力を要する。群馬県は「バスQ」という地域交通情報提供サービスを運用している。これは面白そうだとBLOGにリンクを張った。

幾ら、情報を調べても、現場でバス停を探し、バス路線を確認するのが大変。前回は、乗り場番号と路線番号を混同して手間取った。今回、バスに乗る時、既に高校生の部活か、バスの定員以上の人数がずらりとバス乗り場に並んでいた。そこへバスが入車してきた。路線を間違うと予定の時間に間に合わなくなる心配もある。バスの前から大声で運転手に声をかけると、前のドアを開けてくれた。どこそこのバス停を通るかと聞くと通ると返事。そのついでに、「そっから乗って」と言い、乗り終わるとドアを閉めた。一瞬の事なので、つい運転手の言いなりになり、運転手の後ろの席に座った。その運転手は、スポーツ用具は危険だからまとめて床に置いて下さい等と高校生に細かい指示もしていた。65歳以上の人向けに割引率の高い共通バス利用券があるとバス内の張り紙があった。老人モードの外出も結構勉強になるものだ。風は強かったが気持ち良く老人モード外出が楽しめた。