ツルよ 飛んでおくれ(環境雑録):波志江沼環境ふれあい公園 昼間のイルミネーション

2012年12月21日金曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) -0.1 06:45。ざっそう句:忘年会 酒がまわれば 持病譚。町内行事。実生の夏みかんを半分ほど収穫。忘年会。夏みかんは今年も豊作。冬場に長期間樹上に置くと水分を失いパサパサにになってしまう。年内に収穫を済ませたい。皮が厚く酸味もあるので、食べやすい果物とも言えないが、食べ始めると結構食べられる。手間をかければ、マーマーレードや果皮の砂糖まぶしができる。少し苦味があるが、この苦味も何ともいえない魅力。皮が厚いと鳥も食べない。多分、畑に囲い無しで植えても、盗難の心配もないだろう。無肥料、無農薬、手入れ無しで収穫できる。春頃まで保存が出来る。柑橘類なので栄養成分も多い。こう考えると夏みかんは知られざる果樹の優等生に思えてきた。

2012年12月20日の天気(AMEDAS)

TAVE= 4.3
TMAX= 10.1 最高気温(℃) 10.5 13:57 
TMIN= 0.1 最低気温(℃) -0.1 06:45 
DIFF= 10
WMAX= 5.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.2(北西) 14:55 
SUNS= 9.2
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(環境雑録):波志江沼環境ふれあい公園 昼間のイルミネーション

最近、あちこちでイルミネーションが行われている。キラキラ輝く物には自然と興味が湧く。先日、かみさんは友人と波志江沼環境ふれあい公園へ、イルミネーション見物に出かけた。こちらにはお声掛けはない。仕方なく、近くの女堀史跡へ行った帰りに寄ってみた。しばらくぶりの訪問だ。昼間だが、広い公園は人影がほとんどない。勿体ない!

昼間のイルミネーションは、まさに昼行灯だが、昼間も来客があれば申し分ないだろう。幸い、LED点灯装置や配線という舞台の裏方を見ることができた。各LED点灯装置には電子基板が内蔵されているようだ。まさに照明の分散処理というところ。基本パーツが完成した商品としてあると、それを組み合わせるだけで相当大きな仕掛けが出来る。セットの寿命もLEDや半導体が中心なので、数年や10年、またはそれ以上あるだろう。1期間の稼働時間も多くて100H位のようだ。毎年少しずつセットを増設すれば規模も大きくなる。装置の設置や撤去が大変になりそうだ。

LEDの色は、赤、黄色、緑色は比較的早くから実用化されたが、波長が短い青色の実現が難しかったが、新しく発明された青色LEDの量産、価格低下で応用範囲が急拡大した。実用上は過大電流を流すと壊れるので一定の電流で点灯するのが望ましい。そのためにLED駆動用の集積回路もある。一種の自己発光型の素子だが、明るいところでは、相当強力に発光させないと目立たない。欠点と言えばこれが欠点になる。大きな装置をセットアップしても昼間の効果が不足する。

イルミネーションにも、輪郭を描くのと、面全体を描くのがある。人形やオブジェという面全体ならば昼間も鑑賞できる。イベントとしてなにかキラキラさせたいとなると昼光対策が必要だ。最新の技術を使えば、太陽光を反射させる受動型キラキラ装置も可能ではないかと思った。鳥追い反射テープの類の応用だ。手始めに、どこかの家庭菜園でやっているように、不要CD盤をかき集めて使って見たらどうか。

波志江沼環境ふれあい公園はその名前が秀逸だ。「環境とふれあい」は今後の公園機能としては不可欠の要素だと思う。波志江沼環境ふれあい公園は波志江スマートインターにも近く、伊勢崎のイメージ向上だけでなく、伊勢崎への集客でも多いに期待できる施設であろう。環境をアピールする昼間の電力ゼロのイルミネーションも面白そうに感じた。夜間の来園は色々制約が多い。老人や子供にはハンディとなる。他地域からの来園にも不便だ。昼間の公園利用が増えれば波及効果は倍増以上に間違いない。同じ物を見るという共通体験の機会が増やせる「環境ふれあい」公園であってもらいたい。(参考:「06A1_波志江沼環境ふれあい公園(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/06A1_HASHIE_NUMA_1.html)」)。追記:今回、波志江沼環境ふれあい公園を訪問時、煉瓦園路に生じた凹凸部に印が付けられて、修繕予定のように見えた。ユニバーサルデザインの適用も地道に進められていると感じた。
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