老人の寝言:無投票当選とは何じゃ 政治意識沈滞から脱却を

2013年1月21日月曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 1.0 01:28 。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.6(北北西) 12:36 。ざっそう句:沼風に 帽子取られて 泣き寝入り。散歩を兼ねて市議会議員補欠選挙の投票に行く。沼面を超えてかなり強い風が吹いており、帽子が飛ばされた。帽子は、コロコロと転げて、深い水路に落ちてしまった。愛用の帽子だったので、投票後支度して用具を持って救出に向かった。水浸しになったが、何とか回収できた。今回の補欠選挙は、市長選挙に伴って行われたが、市長選の立候補者が一人だけで、現行制度では初めて無投票当選が確定していた。そのため、投票率の低下が懸念されていたが、予想通りの結果となった。

2013年1月20日の天気(AMEDAS)

TAVE= 4.2
TMAX= 8 最高気温(℃) 9.0 13:41 
TMIN= 1.4 最低気温(℃) 1.0 01:28 
DIFF= 6.6
WMAX= 8.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.6(北北西) 12:36 
SUNS= 9.5
RAIN= 0

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以下は伊勢崎市市議会議員補欠選挙 開票(確定)=
http://www.city.isesaki.lg.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=13384。から引用。

午後8時41分現在 確定
 投票者総数 27,235人  開票率 100% 欠員 3

  市議会議員補欠選挙 開票 党派 氏名 得票数
無所属 森田 修 7,825
無所属 新藤 靖 6,838
無所属 三好 直明 6,366
   
無所属 藤生 浩二 3,926
無所属 萩原 勝喜 1,027

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老人の寝言:無投票当選とは何じゃ 政治意識沈滞から脱却を

前回の衆議院選挙では、地方都市の長が国政と地方政治の両方に関与する弊害が問題になった。今回の、当市の市議会議員補欠選挙の投票率が17.02%と低迷したのにはとまどった。市長が無投票当選したという歴史的記録と共に投票率の市議会議員補欠選挙の投票率の低さも歴史的記録を更新したのだろうか。上毛新聞は市長選挙が行われない場合は、市政の争点が明らかにならない弊害があると指摘していたと思う。その指摘は妥当なものと考えられるだろう。

「無投票当選。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%8A%95%E7%A5%A8%E5%BD%93%E9%81%B8。(最終更新 2013年1月10日 (木) 13:24 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「無投票当選(むとうひょうとうせん)とは、選挙において立候補の届出者数が定数を超えなかった場合に、投票が行われずに、いわば不戦勝で候補者が当選する状態を指す。~日本 [編集]: 法律 [編集]公職選挙法第100条で無投票当選を規定している。地方自治体におけるリコールは通常の選挙による当選の場合は選挙後1年間はリコールができないという規定があるが、無投票当選の場合は当選翌日からでも解職請求が可能である。」とある。

公職選挙法第百条 4項(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO100.html)は、「「参議院(選挙区選出)議員若しくは地方公共団体の議会の議員の選挙において第八十六条の四第一項、第二項若しくは第五項の規定による届出のあつた候補者の総数がその選挙において選挙すべき議員の数を超えないとき若しくは超えなくなつたとき又は地方公共団体の長の選挙において同条第一項、第二項、第六項若しくは第八項の規定による届出のあつた候補者が一人であるとき若しくは一人となつたときは、投票は、行わない。 」と規定している。

上記WIKIPEDIAの記事によれば、「無投票当選の場合は当選翌日からでも解職請求が可能である。」との事で、「無投票当選」が必ずしも有権者の信任を意味しない事、その職責に適任でない人物は解職できるという、制度的な保険を掛けているように感じた。「不戦勝」という事は、他の立候補希望者に勝ち目がないという判断を与えるだけの力量差があったとも取れるし、争点が見付ける事ができなかったという意味にも取れる。仮に、候補者が一人の場合も投票を行い、得票数が規定数以下の場合は再選挙というような規定があれば、候補者も気合いが入り、同時に行われる市議の補欠選挙の投票率も向上するのではないか。ともかく、投票率20%以下が有権者の政治意識の沈滞を示すものでないと願うばかりだ。地域の代表を選ぶという視点で今回の市議の補欠選挙での各候補の得票数を見れば、当選者は信任を得られていると考えられるのではないかと思われる。

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追記(2014/4/22): 「老人の寝言:無投票当選とは何じゃ 政治意識沈滞から脱却を(2013年1月21日 (月))。」がランキング10位に入った。

産経新聞は、「伊勢崎市議選に35人 群馬。;http://sankei.jp.msn.com/region/news/140421/gnm14042102100005-n1.htm。(2014.4.21 02:10 ))」というタイトルで、「伊勢崎市議選は20日告示され、2減となった定数30に対し、現職26、元職1、新人8の計35人が立候補した。党派別では公明3人、共産2人、無所属30人。」と報じた。

昨年の記事がランキング10位に入ったのは、多分検索エンジン経由でこのサイトに来たのだろうと推定した。

Googleでキーワード「伊勢崎市  選挙 2013年」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%B4%8E%E5%B8%82++%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%80%802013%E5%B9%B4&start=10)。

試しに、上記キーワードでGoogle検索をすると、19位/約 43,800で本記事がヒットした。ご苦労様です。

追記(20145/6):
開票結果は:
「ツルよ 飛んでおくれ:「富岡製糸場と絹産業遺産群」でどこまでがんばれるか(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/04/28/)。(2014年4月28日(月))」末尾の追記を参照。
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