2013年11月1日(金)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 21.5 12:27。最低気温(℃) 11.5 06:18。ざっそう句:道端の 地蔵に掛ける 願一つ。畑の隅の生垣の手入れ。オクラの種抽出。ハチヤガキ数個収穫。作業中、自転車で通りかかった見知らぬおじさんが声をかけてきた。しばらく雑談。世間話、不平不満、不安etc。昔は長生きが尊重されたが今は逆。話始めると際限が無くなる。それほど庶民は漠然とした不安や不満で一杯だ。親が長生きすれば子は介護に追われる。子供が少ないからその確率は相当高い。介護に金がかかる。給料が安けりゃ施設にも入れられない。結局、自分に介護がのしかかる等々。先日、戦前12人の子供を生んで表彰された人の話を聞いた。少数精鋭が現代の主流思想だが現実味が乏しい。言葉の上では格好が良いが。「馬鹿が世を持つ」とは親が良く口にした言葉だ。少数精鋭で高額所得者が世の中を支えている分けでは無い。それ以外の安い賃金に甘えている者が世の中を支えているのだ。おじさんは知識も豊富で良くしゃべった。それにつられてこちらも溜飲を下げる。Googleで本サイト内KW「地蔵」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E5%9C%B0%E8%94%B5%E3%80%80site:http%3A%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。庶民の願い事を聞いてくれるのがお地蔵さん。以下は、大分前に書いた未投稿記事。先日聞いたヒバリの鳴き声「0A1_音の風景(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/0a1_SOUNDS_FUUKEI.html)。;(SOB_HIBARI-SAEZURI_20131030.mp3をダウンロード)」。
2013年10月31日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 16.3 | NO DATA |
TMAX= | 20.9 | 最高気温(℃) 21.5 12:27 |
TMIN= | 11.8 | 最低気温(℃) 11.5 06:18 |
DIFF= | 9.1 | |
WMAX= | 4.2 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.7(西) 04:39 |
SUNS= | 7.9 | NO DATA |
RAIN= | 0 | NO DATA |
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半端道楽;写真俳句LING:天増寺橋供養地蔵尊像(赤信号 渡っちゃダメと 見ているぞ)
8月末頃自転車で外出。桐生県道の粕川にかかる橋が天増寺橋である。以前は、粕川西岸に粕川温泉があったと記憶している。天増寺の入り口にお地蔵さんがあるのは知っていたが、じっくり見た記憶がない。小屋の中に安置されていたような記憶もあるがそれも定かでない。通り過ぎる時ちょっと見るだけだった。今回もまったく偶然に遭遇した。
天増寺橋が老朽化して、今まで新しい橋に架け替える工事が行われていた。同時に道路の拡幅整備も行われた。そのため、この地蔵像も少し場所が変わったようだ。当日、夕方頃であったが、丁度信号が赤になって止まったところで、道路の向かい側から撮影した。丁度外国人女性が通りかかって、信号を渡ろうとしたようだが、カメラを構えていたので足早に去った。この地蔵尊が建立されたのが約250年前。まさか、その地蔵尊の前を外国人が通る事など考えられなかったろう。多分、当時の橋は貧弱で洪水の被害などもあったようで、橋の安全と被害者の供養のために建てられたようだ。終戦後ですら粕川は氾濫したのだから。
伊勢崎市ホームページは、「天増寺橋供養地蔵尊像。http://www.city.isesaki.lg.jp/www/contents/1354758492774/index.html。(2013年1月4日更新)」というタイトルで、「橋供養地蔵尊像は、粕川にかかる天増寺橋の無事を願い、宝暦12年(1762年)に建立された。橋には人や物資の往来のためと、現世と来世を結ぶものという考え方もあり、当時の人々の願いや信仰の様子が見て取れる。地蔵尊は地場産の一塊の石から像全体を彫り出す丸彫りで、蓮華座に立っている。地蔵尊と台石を合わせた高さは4メートル67センチになる。製作は江戸北八町堀の石工、和泉屋治良右衛門である。」と解説している。所在地は昭和町1649-1で平成22年10月1日に市指定重要文化財となったようだ。
伊勢崎市観光物産協会のホームページ(http://www.isesaki.ne.jp/kankoukyoukai/densetsu.html)によると、夜泣き地蔵は天増寺の地蔵より二十年ほど後のようだ。浅間山の大噴火は天明三年(1783)で、以来今年で230年目になる。
天増寺橋が新しくなり、堤防や橋も強化されているので、水害の記憶は益々薄れてゆくのではないかと思われる。地蔵尊の表情は穏やかで目は伏目がちで、地蔵尊としては背丈が高い方だが威圧感も感じさせない。現在は、横断歩道の安全を見守っているかのように見える。
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