2013年11月20日(水)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 15.4 13:02。最低気温(℃) 3.2 06:40。ざっそう句:枯れ葉散り 頭上明るい 冬景色。買い物。品目は決まっているのだから用事が済んだら直ぐ帰ろうと思っていたが、ついつい他の品目も見てしまう。いよいよ落葉樹の枯れ葉が散り始めた。葉が散り終わると完全に冬の風景となる。ほうれん草はようやく列らしく見えてきた。これから霜柱ができると根が浮いてしまう心配もある。秋野菜は、種蒔きの数日の差が成否を決めると聞いたが...。畑の様子を見ていると、近所の人が出来たばかりの干しいもを差し入れてくれた。当人、畑の隅にある小さなみかんは何かと聞いた。多分、小みかんで、皮を七味唐辛子に使うらしいと話す。まだ唐辛子に使った事がない。適当に取ってもらう事にした。東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故は津波による電源喪失が原因とされ、原子炉自体は問題なかったとされているが、先日一号機の格納容器から汚染水が漏れているのが確認されたと報道された。このニュースは、地震による原子炉本体の破損がありうるという事を示し、東京電力を含む当局の原子炉本体本体は安全だという主張に綻びが出たのではないかと推測させるものではないか。
2013年11月19日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 10.7 | NO DATA |
TMAX= | 15.3 | 最高気温(℃) 15.4 13:02 |
TMIN= | 4.2 | 最低気温(℃) 3.2 06:40 |
DIFF= | 11.1 | |
WMAX= | 7 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 12.8(西) 14:51 |
SUNS= | 9.8 | NO DATA |
RAIN= | 0 | NO DATA |
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日々農天気;秋の畑(作物拝見)
我が菜園は、無肥料、無農薬、省力という条件を目標にしている。これを徹底すると、作物の質量はどんどん悪い方向に向かいそうだ。特に、金を掛けないで省力化というのは難しいようだ。一方、本業で農作物を作っているらしい畑を拝見すると立派な作物が育っている。先日外出時に、目に付いた作物畑の様子をデジカメに納めた。ネギ、ほうれん草、ブロッコリー、麦の写真があった。他に、白菜やキャベツも作られている。ブロッコリーは収穫中の畑もあった。ネギ、ほうれん草は冬場の出荷前のようだ。米麦は農政の中心作物だが、猫の眼のように変わり、TPP交渉の行方も関係して不安を感じている農家も多いだろう。
今年の、群馬県の稲作作況指数は103で平年以上のようだ(url=http://www.maff.go.jp/kanto/to_jyo/pdf/10-25-03.pdf)。農業の真似事をして、適地適作があるのを知った。品種改良等もその地域の特性に合った品種を育成しているようだ。TPPで転作促進と言っても、そう簡単にできる事ではないだろう。農機が作物毎に異なるので、設備投資も必要になる。故人となった農家の知人はJA出荷を中止して販売ルートの開発もしたようだ。生産から販売まで自前でしなければ利益は出ないとこぼしていた。農政の転換で状況はマスマス厳しくなるだろう。高齢で、農業者年金も極僅か、後継者もいない、転作もできないと八方塞りの状況になりつつあるのが農業の現実ではないか。
写真を見て、広い農地だな~と思ったが、農地の前方は途切れているのが実情だ。TPP加盟の農業国で同じ写真を撮れば果てしなく続く農地が写るのではないか。規模拡大と言っても、日本の島国という地理的条件では、大規模化は、弱肉強食でしか成立しないのだ。例の知人は、認定農業者からも降り、農業法人にも加わらなかった。個人保有の農機は処分されてしまうとか言っていた記憶がある。合理化が進むと法人に参加しても自分の判断で仕事ができなくなる。オペレーターで日銭を稼げるには若くなければならない。結局、合理化で自分も失業者してしまう心配があったようだ。法人なので、法律一つで首根っこを押さえられてしまう。法律など、政治家の腹だけで、コロコロ変わってしまう。何となく暗い話を沢山聞いた。キリキリと日本の農政のねじが絞められて行くようだ。それが逆ねじだったと分かっても手遅れだ。米麦が規制緩和すれば、農業関連の役人も議員も失業ではないか。
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