2014年2月27日(木)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 13.6 14:36。最低気温(℃) 2.8 07:14。ざっそう句:竹撥ねて 無残な姿 雪の後。気温も上がり畑の野菜が姿を現した。日陰にはまだ雪が残っている。竹やぶに入り様子を見た。無残な姿になっていた。問題は倒れた竹が家屋に被害を与えたかである。倒れた竹の先端が見えない。確認するため竹切りをするハメになった。お陰で、疲労のため小用にも立たずぐっすり眠れた。
2014年2月26日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 7.5 | NO DATA |
TMAX= | 12.9 | 最高気温(℃) 13.6 14:36 |
TMIN= | 3.1 | 最低気温(℃) 2.8 07:14 |
DIFF= | 9.8 | |
WMAX= | 4.5 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.6(西) 04:28 |
SUNS= | 10 | NO DATA |
RAIN= | 0 | NO DATA |
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日々農天気:老人の寝言:竹切りの翁になるとは...トホホ
この大雪で母の短歌「雪積もる 重さに耐へず 竹割るる 音の響けり 爆竹の如」を思い出したが、今まで大雪後の竹やぶの様子を見ていなかった。長靴をはいて竹やぶに入ると竹は、傾いたり、倒れたり、割れたり、弓なりに撓んだりとまっすぐに立っている物がほとんど無い。その様子から、今回の竹やぶ被害が鯉沼の古木が倒れたのと同じ原因だろうと直感した。
「愛しき古里:平成26年の記録的大雪で倒れた鯉沼の古木(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/02/26-1259.html)。(2014年2月17日(月) )」。
竹本体への積雪+北東の強風を考えれば、竹が南東向きに倒れている状況と合致する。この竹が倒れると丁度、物置として使っている豚舎の上に来る。その豚舎も見事に倒壊していた。この豚舎は蚕屋の東側にあり、西風の影響は受けない。竹やぶの竹が傾くと北西の風をまともに受ける位置にある。豚舎は昔、親父が豚を飼っていたことを証明する証拠物件なのだ。
竹が折れる部分には、最大の力が働いたと推測できる。地上1~2mで折れているのが多い。ともかく、元に戻らない変形・破壊が生じる部分はそのシステム全体から見て最も弱い部分なのだ。残念だが、折れる時の音は聞かなかった。家の機密性が良くなっているのだろう。幼少時に住んだ藁葺きの家は、隙間風が通り抜けるほどのあばら家だった。
傾いたが折れずに弓なりになって頑張っている竹もあった。その先端は雪に埋もれているようで地面に固定されている。その一本をノコギリで切ったら、物凄い反発力で竹が立ち上がった。びっくりして一瞬飛び上がった。幸い、近くに人がいなくて事故にはならなかた。もし、人がいて立ち上がった竹に直撃されたら、野球のバットで殴られた位の威力があったと思う。
「ぶっちめ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/10/post-1eea.html)。(2008/10/14)」
蓄えられた機械的エネルギーを使うのが「ぶっちめ」。子供の頃の遊びであった。地震も自然が蓄積する機械的エネルギーだ。昔のゼンマイ時計もゼンマイに蓄えられた機械的エネルギーを小出しにして使う。もう竹切りの翁も卒業したいナ...トホホ。