日々農天気:大雪でも順調に伸びている一株の麦

2014年3月10日(月)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 10.5 15:13。最低気温(℃) 1.0 05:59。ざっそう句:雪赤城 遠く一声 雲雀鳴く。地区団体行事。町内行事。畑の普通の梅も咲き出している。ブラブラ散歩していると雲雀の鳴き声がした。雲雀のさえずりには春の長閑さを感じるが、まだ鳴き始めらしく、地鳴きに近いようだ。以前、雪の重みで二股に裂けたハッサクは今回の大雪では大きな被害はなかった。実を収穫していなかったのでかなり落果した。ハッサクと夏みかんは似ているがハッサクの方が皮のキメが細かいようだ。

2014年3月9日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.1 NO DATA
TMAX= 10.1 最高気温(℃) 10.5 15:13
TMIN= 1.1 最低気温(℃) 1.0 05:59
DIFF= 9
WMAX= 7.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 11.8(北西) 23:52
SUNS= 10.7 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

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日々農天気:大雪でも順調に伸びている一株の麦

畑の雪も日陰の雪も大方消えている。久しぶりに畑に出て作物の様子を見た。植物にとって乾燥が最も強いストレスになるようだ。先月前半、麦踏みをした麦を見ると、大雪の後だが少しだけ成長したようだ。他の野菜も各自のスタイルで生き延びている。麦の奥がほうれん草。ほうれん草も地面に葉を広げるようにして地熱で成長しようとしているようだ.

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「半端道楽:写真で俳句る:麦踏は何十年振りではなかろうか(一粒の 麦と戯れ 麦を踏む。)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/02/post-11e0.html)。(2014年2月12日(水) )」

麦と言えば、群馬県では粉食文化の中心的存在だ。幼少時代は、麦が主食に近かった。終戦直後は、麦すら貴重品だった。里芋は茹でて醤油を付けて食べる例が多かった。麦では、つめっこ、うどん、ニボウト、やきもち等が多かった。こちらは麦100%。麦ご飯でも米を何割か使うので、高級の部類だった。やきもちは一種の携帯食で、畑の間食として食べた。作る手間が少ない方から言えば、つめっこ、ニボウト、うどんだろうか。つめっこは粉に水を入れてこねたものを小さくちぎって醤油汁で煮るだけだ。ニボウトはこねてから板状に広げて短冊形に切って、醤油汁で煮る。うどんは更に細く切ってゆでるので手間がかかる。汁も別につくらねばならない。

自分もが手伝ったのは、うどん粉をこねるのと機械で細く切る仕事だった。今更、考えてみると、力仕事で技量が余り要らない工程だったようだ。もう一つ、嗜好品として祖母が香煎を作っていた。これは、大麦を炒ってから粉にして砂糖をまぶした食品だ。粉にするのに何を使ったか覚えていない。石臼があったのでそれを使ったのかも知れない。

とらぬ狸で、あの麦から、香煎でも作って見たいと思う。でも、小麦でうまく行くのか?

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